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スランプなんです…更新全然できなくてすいません…
ーーーーー

とりあえずころちゃんのところに…!


そう思うと勝手に体が駆け出した。まだ上手くできないけど、気配と音を消して。見つからないように。


る「ころちゃん!」


こ「るぅとくん…」


僕の名前を呼ぶころちゃんはいつもみたいな覇気がないように感じた。


こ「あいつらが…“月下美人”だよ。」


どうしたの、そう聞く前にころちゃんが答えてくれた。


月下美人、それはころちゃんが元いた組の敵の名前。気配からしてかなり強そう。


どうすればいいんだろう。下手に動いたら逆に僕たちも殺られる。本能的にそう思った。


る「とりあえず隠れる…?」


こ「とりあえずさとみくんに伝えた方がいい。あと今隠れても無駄でしょ…」


冷ややかな目で見つめられて自分のしたことを思い出した。


気配消したつもりだったんだけどなぁ。堂々と横切ったことには変わらない。


でも隠れるに越したことはないので近くの死角に隠れる。ここなら多分大丈夫だ。


“さとみくん、聞こえる?ついでに…アネモネちゃんも。”


“何?こっちは結構難航してる、仕掛けが結構あるんだよ。”


“月下美人が…月下美人が来た。どうしようさとみくん…”


そう言うころちゃんは弱々しくて、子供みたいだった。


月下美人がなにか僕はよくわかっていなかったから、全然会話が掴めない。介入するのはやめておいた。


“っ…とりあえずころんは落ち着け。今すぐ俺が行けたらいいんだけど…”


“るぅと様、さとみがそこに着いたら案内するから。こっち来て。”


え、急に…でも2人ずついた方が安全だと言うことはわかってる。でも、でも怖いんだ。


“アネモネ、お前…”


“いいから行け、私は1人でも十分だ。でもころんはお前がいないとダメだろ?相方なんだから。”


隣を見ると少し怯えている様子のころちゃんがいた。


僕は側にいることしかできないけどさとみくんは違うんだ。


ここはアネモネに従っておいたほうがいいな。アネモネの采配はいつも正確だし。


“わかった、さとみくんはこっち来て。アネモネの言うとおりにしたほうがいいと思う。”


“るぅと…ありがと、今すぐ行く。アネモネも気をつけろよ。”


無線の切れた音で現実に戻された感じがした。僕も組の強い奴らを殺らなきゃいけないんだ。


怖い、怖いけどAが信じてくれたから。そう思いさとみくんが来るまで武器の確認を始めた。

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aquamarine - 紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。さん» きゃー!久しぶり!まろちゃん、コメントも感想もありがとうー!!自分のペースで更新頑張ります。 (11月26日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - あくちゃん久しぶり。関連作品から飛んできた!とっても面白かったです。無理せずでいいから続き待ってるね。 (11月26日 12時) (レス) @page10 id: 8df9f4247d (このIDを非表示/違反報告)
aquamarine - 雨萩さくりさん» コメントありがとうございます!嬉しいです。自分なりに更新を頑張っていこうと思います。 (11月25日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - イベントに参加してくださりありがとうございました!るぅとくんが守られている側なのがいいなって思いました✨マイペースに更新頑張ってください……!! (11月25日 13時) (レス) @page9 id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aquamarine | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月23日 16時

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