用心棒が過保護すぎます！【黄】

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柊「僕…あ、私がこの組にいたのは元々助けを求めるためでした。


黒百合組では各々が成果を出せなければ連帯責任と言われ、


定期的に殺り合いで有能な人材のみ残すと言う頭のおかしいやり方でストレスだったんです。


そんな中彼…僕の任務の相方なんですけど。が隙をついて逃がしてくれたんです。


“俺がる組に黒百合組を撲滅して欲しい、そう依頼するからお前はそこに行け。”


相方だし、僕を逃がそうとしてくれたんだから信じようと思いここに来ました。


あ、あと女性の組員なんてそう居ない、女装して行け。そう相方に言われたので女装していました。


本当は男なんです。そして元々は“柊水葵”なんて名前ではありませんし、


コードネームも“パルファン”ではありません。全部偽名でした。


これだける組に尽くしていただいた恩を仇で返してしまうこと心からお詫び申し上げます。


僕のことを最初から男だと気づきながらも一緒に任務を遂行してくれたアネモネさん。


急な用心棒なのにも関わらず気にかけてくれたるぅとさん。本当にありがとうございました。」


そう言い深く頭を下げる柊さん。


本当は男の人だったなんて気づかなかった。Aは最初っから気づいてた。


だから2人でこそこそ喋ってたんだね。撲滅任務のためずっと2人で忙しそうにしてたんだね。


全部、全部繋がっていく。僕の知らなかったパズルのピースが一つずつはまっていく。


組長「パルファンの正体はこの組に入りたいと言う希望の時から知っていた。


そして黒百合組の人間なのも黙認していた。パルファンの相方さん、君の話も聞きたい。」


？「はい、俺は…」

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