検索窓
今日:9 hit、昨日:34 hit、合計:4,217 hit

24 ページ25

『とりあえず訓練場に行って3人でします?』


急にこっちに振らないでよ。そんなことを思いながら渋々答える。


る「Aがそれでいいなら。」


聞いてきた張本人はどういうこと、るぅちゃんって騒いでるけど。


初対面の人の前でいつも通りに話せるほどコミュ力ないんです。すみませんね。


『いつもの訓練着で。るぅちゃん先行っといて、パルファンに場所教えるから。』


る「ん。了解。」


そう言って部屋をあとにする。無口な人って思われたかな。大丈夫かな。


そんな不安が湧き上がってくる。でもあの人が潜入捜査してる人だったらこれでいいんだ。大丈夫。


Aも多分演技してるんだろうな。そう思いながら訓練着を探すが、どこにも見当たらなかった。


訓練着…昨日Aが洗濯するからって持って行かれたまんま?急いでAの部屋に行くが居ない。


じゃあどこにいるんだ。まだ会議部屋にいるの?2人が着替えをしてたら困るから聞き耳を立てる。


『やっぱお前……だろ?やっぱそうでしょ。それも……だから……の時にちょっと詰まったんだろ。


第一気配が……じゃ無いんだよ。よくそれで今まで……できたな。』


柊「よくわかったね、今まで……してきて初めてなんだけど。」


なんの話だろう。ところどころ重要なところが聞こえなかった。


『……のことはまた後で話そうぜ。


で、居るんだろ。るぅちゃん。もうちょっと気配消せばいいのに。』


気になってた話を終られたと同時に気付かれた。やっぱAは凄い。


る「いますけど、訓練着返してくださいよ。」


どんな顔して部屋の中にいるのか見るのが怖かったから部屋に入らず要件だけ言う。


『あぁ、ごめんごめん。はい、洗濯しましたよ。』


る「ありがとう。さっきの話って僕にも聞かせてくれないの?」


Aはいつもと同じ表情で渡してくれた。それに安心しながらも気になっていたことを聞いてみる。


『あー、用心棒同士の話です。気にしないでいいですよ。』


一瞬柊さんの方を確認してそう続けた。なんで僕に話してくんないんだろう。


絶対用心棒同士の話にしてはAの口調が強かった。でも柊さんは怯むことなく話していた。


ますます分からなくなる。でもこれ以上は追及するなと言わんばかりに部屋の襖を閉められてしまった。


これは調べる価値がありそう。後でデータ作ってみよっかな。

25→←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:stym , stpr
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

aquamarine - 紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。さん» きゃー!久しぶり!まろちゃん、コメントも感想もありがとうー!!自分のペースで更新頑張ります。 (11月26日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - あくちゃん久しぶり。関連作品から飛んできた!とっても面白かったです。無理せずでいいから続き待ってるね。 (11月26日 12時) (レス) @page10 id: 8df9f4247d (このIDを非表示/違反報告)
aquamarine - 雨萩さくりさん» コメントありがとうございます!嬉しいです。自分なりに更新を頑張っていこうと思います。 (11月25日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - イベントに参加してくださりありがとうございました!るぅとくんが守られている側なのがいいなって思いました✨マイペースに更新頑張ってください……!! (11月25日 13時) (レス) @page9 id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:aquamarine | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。