鬼神獣に愛されてます！！

貴方の思い人は　鬼灯sid ページ15

『〜〜で〜なんですよ！』


仕事に戻る最中､Aさんの話を聞きながら思ったのですが､

私って､異性として意識されているのでしょうか｡

よくよく考えると､昼食の際､しっかり関節キスなどしてましたよね｡


顔色一つ変えず､平然とやっていましたが･･･

普通はもっと恥じらう物ではないのか｡

そして､たどり着いた答えが



【私は異性として意識されていない｡】



･･･はぁ･･･まさかここまで考え込むほど､

Aさんのことを好いてしまっているのか･･･


態度でわかっているんですけどね。

Aさんがアイツを好いていること｡

大変､大変気に入りませんがAさんが幸せになるのなら･･･


あの二人は私が知らないほど前から一緒だったようで。

私の入り込めるスキマなんて無かった｡


でも､もしかしたら･･･と未練たらしく思い続けて､

諦めたいが､諦めきれない｡


･･･そういえばAさんが静かに？


鬼「Aさん？」

『･･･ふぇ？』///

鬼「顔が真っ赤ですが･･･」

『あの､昼食のとき､関節･･･な､なんでもないです！！』///

更に赤くなった･･･




少しだけ､ほんの少しだけ､

アイツの事を忘れ､

私にも期待をさせてください。

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