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12月25日。




あれから、4ヶ月が過ぎようとしていた。



もう願いごともこれでようやく残り4個ほどだ。

そして、長いようで短い1年は幕を下ろそうとしていた。



残りの願いごと、なんだっけ、と夏油は考えながら、Aが来るのを待っていた。








『ねぇ傑くん!クリスマス!私にください!』


「いいけど、そういうのって、普通イブじゃないのかい?」


『だって、イブは友達と過ごすでしょ?傑くん』


「あぁ…うん。そうだね」







そんな会話をしたのがつい一週間前だ。



そして当日になったわけだが、夏油の手には紙袋が握られていた。


これは彼女のためのクリスマスプレゼントというやつだ。





彼女、どんな反応するだろうか。そう思うと自然と笑みが零れてきた。













「…遅いな」



雪がしんしんと降り始めた。


約束の時間は17時なのだが、もうとっくに18時を過ぎている。




夏祭りの仕返しは考え難い…第一、彼女はそんなことをするような人では無い。



1時間経つまでにも、夏油は何本か連絡を入れているのだが、どれも返事が帰ってきていなかった。





と、そんなとき、目の前を通った2人組の女がこんな話をしていた。





"最近世の中物騒よね"


"わかるわ、頭いい学校って治安良さそうだけど、それって偏見なのかな"


"さぁ、よっぽどヤバいことしたんじゃないの、あの子が。それか、この子見た目可愛いし、妬みとか?"





頭いい学校、可愛い、妬み……




彼女を彷彿とさせる単語ばかり飛び交うその会話をする女性を夏油は思わず呼び止めた。






「すみません!あの、」


「わーごめんなさい、私たち彼氏いるんで」


「あ、いや…違くて、今話してた内容、詳しく教えて頂けませんか」


「え、まぁ…いいですけど…」






少し変な目で見られたが、夏油はそれどころではなかった。


彼女にもし何かあれば、そう思うだけでドッドッ、と夏油の心臓は嫌な音をたてる。







「さっき速報で見たんですけど、■■高校の女の子___


























































____死んだんですよ」



「は…?」





話によると、その女の子は橋の上で同級生と出くわしたらしい。


そして何らかの経緯で、同級生の内の1人が彼女を強く押してしまい、橋から落ちてしまったんだとか。




かなりの高さがあったし、打ちどころも悪かったそうだ。

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貴女の彼氏or彼女は??

新田新


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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , (五条悟)   
作品ジャンル:恋愛
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結衣(プロフ) - コメントありがとうございます。とっても元気が出ました!更新頑張りますね!! (3月31日 19時) (レス) id: df2d4255b1 (このIDを非表示/違反報告)
えす - 続きおねがいします!!! (3月31日 18時) (レス) @page30 id: 93a8495db4 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - 神様さん» お返事が遅れてしまいすみません。そう言っていただけて嬉しいです!頑張ります! (2月2日 16時) (レス) id: df2d4255b1 (このIDを非表示/違反報告)
神様 - 面白かったです!更新がんばってください! (1月21日 18時) (レス) @page24 id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)
神様 - ありがとうございます(≧▽≦)面白かったです! (1月17日 18時) (レス) @page22 id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結衣 | 作成日時:2023年11月28日 19時

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