うちのクソ家政婦 ページ10
俺は知っている
この前、太宰に自分の見た目の話をした後
太宰は俺が走り去って行った方を見て顔を緩めていたことを
太宰はきっと白髪青目の女より俺の黒髪赤目のほうが好きなのだろう。
言葉からも感じ取れたし
髪色変えるのにお金かかる方がもったいないみたいなことを言っていた
つまりそれは「僕はその髪の毛と目が好きだよ。だから変えないで。」ということだろう
太宰、残念だったな
俺はそんなに鈍くて可愛い男じゃねぇんだよ
ざまあみろ
日頃のうらみじゃぁいっ！
数日後
中原の部屋にて
中原side
「おいA！洗濯物畳めよっ！」
「えー」
「えー、じゃねぇんだよ。家政婦ってのは家事もやらずに人の金で飯食って寝てる奴の事を言うのかよ！」
「いや、そんな家政婦はみんな家事できるでしょ、みたいな偏見やめてもらえます？そもそもさ俺家事できないって言ってるよね？」
「ああ、言われた。協力してやっていこうとも言った。」
「ほら言ってんじゃん。こっちは言質とってるんですわ」
「片方に家事押し付けてんのは協力か？」
「人によって協力の意味って違うし？そこはお互いの意見のすれ違いなんじゃないか？」
「そうか。じゃあここでそのすれ違いを直そう。俺の言ってる協力は家事を半分半分でやることだ。わかったか？」
「えー「お前、俺がお前のこと要らないって言ったら仕事なくなるのわかってるよな」協力ってそう言うことだったんですねっ！ならこれからはお互い協力して頑張っていきましょう！この洗濯物は僕が畳ませてもらいますね！」
「すごい手のひら返しだな」
すごいスピードで手が動いている
日頃からやって欲しいものだ
Aの様子を見るに少し休憩できそうだ
そして俺はこの休憩時間に前から読もうと思っていた小説を読み始めた。
小説を読み始めて数分
部屋には洗濯物を畳む音とページをめくる音だけだ響いていた
はっきり言って心地がいい
さらに数十分後
部屋にはページをめくる音だけが響いていた
いや、洗濯物を畳む音は？
小説から顔を上げる
すると俺の目に飛び込んできたのは
「いったっ！」
物理的なまつ毛だった
ふっざけんなよ
こういう時ってのは大体風景が飛び込んでくるもんなんだよ
てかマジで痛い
「おいっA、そこの鏡持ってきてくれねぇか？」
俺がそう言っても返事は返ってこない
いったいどうしたんだと思い目を開けると
「おっ前っ！･･････････寝てんじゃねぇか！」
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万年ぼっち(プロフ) - 12番さん» 嬉しすぎます！！受験終わったらじゃんじゃか更新していきますね！ (3月4日 17時) (
レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
12番 - 僕このお話大好きです！気長に更新待ってます(*^^*) (1月28日 23時) (レス) id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
万年ぼっち(プロフ) - lokilokiさん» 気に入っていただけてとても嬉しいです！削除の仕方まで丁寧に教えていただき助かります！ (12月29日 13時) (レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：万年ぼっち | 作成日時：2023年12月25日 21時
