見た目 ページ9
はぁ、俺たちはなんでアホなことをしていたのだろう、と太宰とため息をつく
そして昨日の深夜の出来事を知らない中原はきょとんと首を傾げていた
この出来事があってから俺と太宰の距離はとてつもないスピードで縮まった
数日経った今では太宰とも中原とも暴言を言い合う仲だ
あれ、？暴言を言い合うって仲良しっていうんだっけ？という疑問を抱いたそこの君
安心しろ
俺もそう思った
でも中原と太宰って仲良さそうだろ？
だからあいつらの仲良いの基準は暴言を言い合うことなんだと思う
ホント変な奴らだな
太宰side
僕に家政婦ができた
まあ、家政婦と言っていいのかわからないぐらい家事ができないのだけれど
そしてその家政婦が突然変なことを言い出した
「白い髪で青い目の女の子が1番神秘的で美しいらしい(俺調べ)」
「は？」
本当に一瞬、理解できなかった
家政婦及びAが言葉を発してから数秒後。ようやく理解することができた
阿保の言葉ってのは怖いね
時々なに言ってるのかわからなくなる
よくわからないなりにも言葉を返した
「じゃあ君は1番非神秘的で美しくないって訳だ」
Aは黒い髪に赤色の目の男子
さっきAが発した神秘的で美しいという条件に一つも当てはまらない
なんなら真逆だ
「そーなんだよ。太宰、なんとかならないか」
「髪なんて染めたらいいし目にはカラコンをつければいいじゃない」
「あ、そっか」
「君の体だ。好きなようにすればいい。」
そう言ってやれば
どこか悲しそうな顔をする彼
その顔を見てピンときた
彼がかけて欲しい言葉はこれじゃなかったと
だから僕は続けた
「まぁ、そんなことにお金をかける方が無駄だと思うけどね」
そう言って見るとぱぁっと表情が明るくなった
そして「そうだよなっ！」と言って走って行った
僕の言葉をいい意味で捉えたらしい
全く、能天気でいいね
僕はあの赤色の目と黒い髪の方が好きだとは絶対に言ってやらないけどね
阿保は勘違いしたまま生きればいいのさ
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万年ぼっち(プロフ) - 12番さん» 嬉しすぎます！！受験終わったらじゃんじゃか更新していきますね！ (3月4日 17時) (
レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
12番 - 僕このお話大好きです！気長に更新待ってます(*^^*) (1月28日 23時) (レス) id: 6b437022f9 (このIDを非表示/違反報告)
万年ぼっち(プロフ) - lokilokiさん» 気に入っていただけてとても嬉しいです！削除の仕方まで丁寧に教えていただき助かります！ (12月29日 13時) (レス) id: a04476b398 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月25日 23時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：万年ぼっち | 作成日時：2023年12月25日 21時
