Episode 7 ページ7
・side Tatsuya
｢お前いつまで事務所いんの？｣
やめろ。
｢デビュー出来ないんじゃない？｣
やめてくれ。
｢Jrなのに27歳なの？｣
それ以上言わないでくれ。
｢後輩ばっかデビューして可哀想。｣
｢やめろ！！！｣
｢っ！？！？どーしたの！？｣
…そう言って目が覚めた。
どうやら悪夢を見ていたみたい。
最近こんな夢ばっかだな…。
ドアを開けて俺を見ていた
Aがいた。
俺の事を見て驚いている。
｢…ごめん、夢見てた。おはよ。｣
｢…おはよ。大丈夫？かなり魘されてたけど…。｣
｢あぁ、大した事ないよ笑 今何時？｣
｢6時45。｣
今日の仕事は8時から。
マネージャーさんは7時に迎えに来るって言ってた。
7時には家を出ないといけない。
…これはやばい。
｢やばい、俺7時には家でないと。｣
｢…は！？やばいじゃん！！
朝ごはん用意してるから！
急いで食べて！｣
｢うん。｣
俺は急いで準備をする。
するけども。
朝からあんな夢を見てしまったから
なんだか乗り気にならなかった。
なんとか7時に準備を終わらせた。
｢今日9時くらいに帰ってくる。｣
｢私もそんくらいかも。｣
｢…あっ、そこに合鍵置いてあるから。
それAのね。行ってくるわ。｣
｢えっ、？あっうん。行ってらっしゃい！
ありがとう！！！｣
Aは満面の笑みで
俺に手を振ってきたから
俺も振り返す。
そのまま俺は迎えに来てくれた
マネージャーさんの車に乗って現場に
向かった。
勿論今日もレッスン。
最近はライブが近いからずっとレッスンだ。
｢…おはよ。｣
ラ｢おはよぉ！｣
楽屋のドアを開けると
SnowManのメンバーはしっかり揃ってて。
なんだか安心した。
改めて俺はちゃんとデビューしてるんだなって
感じた。
そのままレッスンは始まった。
岩｢ふっか、今日気ぃ抜けてない？｣
｢えっ？そう？ごめん。｣
佐｢ちゃんとやれよぉ〜、顔いつもより
でっかいぞ〜｣
｢関係ねぇだろ笑｣
そんな顔いじりも今日は気にならない。
今はそれ以上に気になる、というか
聞かなきゃいけない事があったから。
やっとの思いで休憩に入って
俺はすぐに舘さんの所に行った。
｢舘さ〜ん｣
｢？なにふっか。｣
｢…ちょっとさ、初心者でも作れる料理とかある？｣
俺はAばっかに頼るんじゃなくて
自分でもちゃんと夜ご飯を作りたかった。
結局今日の朝も作らせてしまった。
やっぱり家族である以上同等の関係を築きたい。
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Yuu.memesaku(プロフ) - なべふかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！是非最後までご愛読頂けると嬉しいです。 (2020年4月4日 12時) (
レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
なべふか - コメント失礼します!!アイドルのふっかと同棲とかもう…!!幸せすぎます!!ありがとうございます!!更新頑張って下さい!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年4月1日 0時
