検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:56,501 hit

Episode 5 ページ5

・side Tatsuya



俺はなんも意識せずにお風呂に入ったけど
女の子が入った後のお風呂って
なんか…やばい笑

でもそんな関係を作る気はないし。
そんな関係を作ったら
本当に俺はダメ人間になる気がする。


Aは家族。
今日から俺の家族。
…まぁ年齢的に妹って所か。

別にAは出ていきたければいつでも
出ていけばいい。

もうAの儚い姿を見たくないから。
Aが幸せになるなら
俺は満足…かな。


そんなこんなでお風呂を上がると
リビングからとってもいい匂いがした。


俺はその匂いにつられて
急いで髪の毛を乾かして直ぐに
リビングに向かうと
とっても美味しそうなご飯が並んでいた。


「…ごめん、食材勝手に使っちゃった。」


「いやっ!それより!めっちゃ美味そう!!」


「辰哉があがるまでに作ろうと思ったから
結構雑に作っちゃった。」


「いや、全然雑に見えない。
久しぶりに手作り料理食べるわ〜…。
まじサンキュ。」


「…うん。」

俺は直ぐに椅子に座って食べようとする。
が、何故かAは座らない。


「なんで座らないの?食べようよ。」


「…いや良いよ。私、お腹すいてない。」


Aは目を合わせようとしない。
…多分迷惑だと思ってんだろうな。


「…ねぇA。俺マジで迷惑なんて思ってないよ?
寧ろここまでご飯作ってくれて本当に嬉しい。
寧ろ普通に生活してくれないと迷惑だな〜。」


「…食べる。」


「よし、食べよう笑」

Aは素直に椅子に座って食事を
食べ始める。

俺もAが作った料理を1口、口にする。


「………美味いっ!!!!!!!!」


何だこの美味しい食べ物はっ!?!?
まじでうめぇぇぇ!!!

俺があまりの感動に驚いていると
Aはクスッと笑った。


「良かった喜んでもらえて笑」


なーんか本当に可愛いと思った。
ここの家に来てから
Aがしっかり笑ったのは
今だった気がした。

こんな感覚久しぶりでなんだか
心がモゾモゾした。

Episode 6→←Episode 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
390人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 深澤辰哉 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Yuu.memesaku(プロフ) - なべふかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです…!是非最後までご愛読頂けると嬉しいです。 (2020年4月4日 12時) (レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
なべふか - コメント失礼します!!アイドルのふっかと同棲とかもう…!!幸せすぎます!!ありがとうございます!!更新頑張って下さい!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Yuu.memesaku | 作成日時:2020年4月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。