Episode 18 ページ19
・side You
｢ほんっとキレイだよなAは。
髪も艶があって、白くて肌綺麗だし。
ほんっと。本当にっ。
本当にAは綺麗だよなー。てか、｣
向｢ちょっ！？ふっかさん！？｣
…っ！？
突然なに辰哉…
なんとも言えない空気が流れる。
…酔ってるだけ、だよね？
ラ｢…。うんうん、そーだよねー！ふっかさん！
綺麗だよねーっ！｣
阿｢う、うん。めっちゃ綺麗。｣
深｢…えっ、いや…。｣
目｢せっかくだしAちゃんも飲みましょう。｣
舘｢だからAちゃん未成年だから笑｣
目黒さんが私の腕を引っ張って隣に座らせる。
わかんない。
辰哉が何考えてるのか私には分からない。
酔ってるだけなんだよね？じゃなきゃ本気であんな事言わないよね。
うん、そう。
こんな路上で拾った女の子をそんな褒め称えるようなセリフ言わないよ。
私は気づきかけてるこの気持ちにまた蓋をする。
深｢…ごめん、酔ったわ。頭冷やしてくる。｣
辰哉は顔を真っ赤にしながらベランダへと出ていった。
…なんか申し訳ないな。
やっぱり全部私のせい、なのかな。
そんなんで思い悩んでる間に
阿部さんはいなくなっていて、目黒さんは寝ていて、ラウール以外はみんな酔っていてかなりハイテンション。
1人を除いては。
岩｢A、コンビニ行くぞ｣
｢えっ、なんでですか？｣
岩｢考えてみればAの飲み物ないし、酔い覚ますためになんか買うわ｣
正直私の飲み物なんでどうでもいいのに…
それに酔い醒ましなら水を飲めばいい。
多分今誘ってきたのはそんな理由じゃないとどことなく察した。
｢行きます。｣
私と岩本さんは家を出た。
私は皆酔っていると思い鍵をかける。
岩｢合鍵も持ってんだ。｣
｢…まあ。｣
なんだか全ての行動が監視されてるようで少し怖い。でも当然だよね。
岩本さんから見れば私はただの部外者。
私が文春なりに話を売れば深澤辰哉は職を失うわけなんだから。
私と岩本さんは軽やかな足取りで駅に向かう。
岩本さんは黒の帽子に灰色のマスク。
近くいるせいか全く感じなかったが、こういう姿を見るとやっぱアイドルなんだな。
岩｢Aは、ふっかに会う前からふっかがアイドルって知ってたの？｣
｢知ってはいました。でもファンでもないですし、寧ろそんなにいい印象はありませんでした。｣
岩｢なんで知ってたの？｣
多分岩本さんはまだ私の事を疑ってる。
…岩本さんには全てしっかり話さないといけない気がした。
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Yuu.memesaku(プロフ) - なべふかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！是非最後までご愛読頂けると嬉しいです。 (2020年4月4日 12時) (
レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
なべふか - コメント失礼します!!アイドルのふっかと同棲とかもう…!!幸せすぎます!!ありがとうございます!!更新頑張って下さい!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年4月1日 0時
