Episode 16 ページ16
・side You
ラ｢…ここ座ってもいい？｣
そう言ってラウール君は私の隣を
指さしてきた。
｢あっ、はい。｣
ラウール君はちょこんと私の隣に座ってきた。
私もそうだがラウール君はとても
ソワソワしていて気まづい時間が流れる。
ラ｢僕ね、高校2年生なんだ。Aちゃんと
一緒だよ！｣
｢…！？そうなの？てっきり19歳とか
そんくらいかと…。｣
ラ｢ふふ、よく言われる笑
だから僕には敬語とか使わなくていいからね！
君付けもしなくていいよ！｣
｢うん、分かった。｣
ラウールと私は一瞬で仲良くなった。
同い年の男の子と話すこと自体が
久しぶりで、かなり笑った。
ラ｢…僕ね、正直ふっかさんと同棲してる子って
言うからもっと、こう…、あんまり
良いイメージがなかったんだけど、
凄いいい子で良かった！！！｣
｢全然いい子なんかじゃないよ笑｣
そう。私は全然いい子なんかじゃない。
だって、さっきドアが開いた時に
辰哉がいる事を期待していたから。
今だってそう。
ラウールと話して勿論楽しかったけど、
これが辰哉だったらなんて考えてしまう自分がいる。
私は知らない内に辰哉に依存してるみたい。
ラ｢…じゃあ戻ろっか？｣
｢…え？｣
ラ｢一緒に戻ろ！皆気にしてないよ！｣
｢…分かった。｣
私はラウールに手を引かれて
一緒にリビングへと戻った。
向｢あっ、Aちゃんや！｣
目｢A一緒に飲もぉ〜｣
舘｢何言ってるの笑 Aちゃん未成年だから笑｣
照｢A、これ食べる？｣
｢いえ、私は…｣
渡｢食えぇ！おつまみいっぱぁぁい！｣
ラ｢酔ったら5歳になっちゃうんだ、しょっぴーは笑｣
｢そーなんだ、｣
リビングに来たらこの弾丸トークで
なんと返していいのか困る。
けど、皆私に優しい目線をくれて
一切怒ってる様子はなかった。
1人を除いて。
｢…ねぇ。｣
深｢ん？｣
｢辰哉、怒ってる？｣
深｢んー。別にー。｣
そう言ってそっぽを向いてしまった。
私、怒らせる事したかな…？
向｢そんにしても！Aちゃん、
ほんまべっぴんさんやでぇ！｣
｢そんな事ないですよ笑｣
目｢めっちゃ綺麗だよ。｣
ラ｢これで僕と同い年だよ？？
信じられないよねっ！｣
あぁ、こんな事言われると本当に
返事に困ってしまう。
ありがとうございます！なんて言ったら
自意識過剰だし、否定しても
ノリ悪いやつだし。
…。
深｢めっちゃ綺麗だよな。｣
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Yuu.memesaku(プロフ) - なべふかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！是非最後までご愛読頂けると嬉しいです。 (2020年4月4日 12時) (
レス) id: b878421b1e (このIDを非表示/違反報告)
なべふか - コメント失礼します!!アイドルのふっかと同棲とかもう…!!幸せすぎます!!ありがとうございます!!更新頑張って下さい!! (2020年4月4日 12時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuu.memesaku | 作成日時：2020年4月1日 0時
