story.19 ページ19
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「…なぜお前がいる」
「何って、酒を集りに来ただけだが？」
『あの…』
今、私の目の前で大の大人、大の大人が(大事な事なので二回言いました)火花をバチバチに散らしている。
赤髪さんと二人だった時の和やかな雰囲気は何処へやら…いや、後半はそんなに和やかじゃなかったかもしれないけど。
…と、とにかく、よく分からないけどなんか凄い空気になっている。
事の始まりはついさっき。
「俺の名前はシャ……」
赤髪さんの話を丁度遮るように鳴り響いたのは、扉を勢いよく開けた音だった。
唐突な音に何事かと思い、リビングを抜けて玄関に繋がる廊下まで行ってみると
『…え？』
そこにはなんと、買い物に行っているはずの鷹の目様の姿が。
帰ってくるには流石に早すぎるし、しかもペローナ様はいないし、これは一体全体どういう事かと困惑していると、「何かあったか？」とよく分からない第一声をゲット。
何かってなんだ何かって…とか思いつつ、とりあえず「ご友人が来てますよ」と言うと、一瞬疑問符を浮かべる鷹の目様。しかし次の瞬間何かを悟ったような顔つきに変わった。
そして何やかんやあって、リビングで赤髪さんと対面。
今に至る。
『えっと…お友達なんですよね？』
謎の重圧に板挟みになって当惑する私。
なんとも言い難い謎のピリついた空気に、眉をしかめて控えめに口を開く。
なんか二人とも友達っていうか、むしろ好敵手みたいな関係に見えるんですけど…
『…と、いうか。
あの、鷹の目様？あなたは何をやってるんですか？』
ちらっと目線を上にして、ゼロ距離の鷹の目様を見て言う。
…何を言おう私は、なぜか今この人の膝の上に乗せられている。
挙句には腰回りに腕までしっかり回されて、逃げようにも逃げられない。
流石に恥ずかしさで死にそうというか、客人の前で醜態を晒しているも当然の格好なので今すぐにやめて頂きたいのだが、どうにもそうはいかない。
数秒前、赤髪さんが私に近づこうとしてきた瞬間なぜかこうなった。
突然の事で普通に今も頭がパンクオブザイヤーしている。おはよう。(？)
「おい鷹の目、Aちゃん嫌がってるぞ〜？」
「それ以上近づくな。下がれ」
「Aにベタベタするな。赤髪」と付け足すと、半ば隠すようにぎゅっとホールドされる。
あの、流石に目の前の赤髪さんも引くと思うので、それやめてもらっていいですか？
『ほら、やめてくださ…』
…ん？“赤髪”？
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シュガーブレット(プロフ) - ワンにゃんさん» うっｯ……(温かすぎるコメントに作者絶命) こんな更新速度亀かよぉぉぉ！！あぁん？！(？) みたいな小説にそんなお優しいコメントをくださるなんて…( ;∀;) テスト頑張ります！ありがとうございますぅぅ！(´；ω；｀) (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 546a702772 (このIDを非表示/違反報告)
ワンにゃん - 更新楽しみにまってます！テストでいい点数取れるように頑張ってください！ (2020年7月13日 2時) (レス) id: ef2c77108f (このIDを非表示/違反報告)
シュガーブレット(プロフ) - 龍影雫さん» そそ、そんな優しいお言葉を…！！めちゃめちゃ励みになりますぅうぅぅぅぅぅぅ(迫真) 前回に引き続き、龍影雫様のコメントには頭が上がりません( ;∀;) (2020年6月14日 15時) (レス) id: 546a702772 (このIDを非表示/違反報告)
龍影雫(プロフ) - 今の時期、学校+更新ってなると色々大変ですよね…分かります。お互い乗り越えていきましょう！ (2020年6月14日 9時) (レス) id: 3ae87b76e5 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーブレット(プロフ) - 唐柿煮さん» うわぁっ先輩…！！(ﾟДﾟ;)パイセンにそのような言葉を頂けるなんて嬉しい！(？) ありがとうざございます！ (2020年5月12日 0時) (レス) id: 546a702772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュガーブレット x他1人 | 作成日時：2020年4月1日 16時
