転生しても平々凡々でしたがバラム先生と仲良くなれるように頑張ります!

決定 ページ48

〜発表当日〜

ダリ「は〜い、今から選択科目と、誰が行くのか名前で呼ぶから呼ばれたら各自その教室に行ってねー！」

おっ！薬学は漫画でもあんまり出てこなかったからどこの教室なんだろう？迷わないと良いんだけど…

ダリ「じゃあまずは拷問学！これに行くのは、〇〇…〇〇…」

拷問学も気になるけどなぁ…ちょっと抵抗感があるから今回はスルーで！

ダリ「次は薬学！〇〇…〇〇…」

あ、きたきた！いつ呼ばれるかな…？授業を通して友達も作りたいなぁ…

ダリ「〇〇…〇〇…以上!では次、実技！」

あれ？私呼ばれてなくね？なにかのミスかな…？一旦全部読み終わってから聞いてみるか…

ダリ「次、サキュバス先生の誘惑授業、〇〇…〇〇…フェーゲン…ペトラ…〇〇…」

うん?!え、今呼ばれた？呼ばれたよね？！
私この授業取ってないんだけど…！ちょ、早く先生に言わなきゃ…!!

ダリ「…〇〇…〇〇…はい、じゃあこれで全部かな。皆行ってらっしゃ〜い！」

アネ「Aも同じだったよね？一緒に行こう！」

A「いや、なにかの手違いだと思うからちょっと先生に行ってくる!ダリ先生〜！！」

ダリ「おや、どうしたのフェーゲン？サキュバス先生の授業は、ここからちょっと遠いから早く行かないと…」

A「違うんです！私、薬学の授業取ったはずなんですけど、サキュバス先生の授業になってるんです！」

ダリ「え、そうなの？でもこのプリントにはサキュバス先生の所にマルされてるよ？」

A「ちょっと見せてください！…あれ、本当だ…でもでも、薬学にマルつけたんです！本当に…」

ダリ「う〜ん、でも今からは変えられないかなぁ…テキストとか人数分しかないし、これで変えると他の生徒たちも変更できるようにしないといけないから…」

A「そんなぁ…私サキュバス先生の授業絶対向いてないのに…」

ダリ「まぁまぁ！元気出して！…上手くいけばバラム先生にもっと近づけるかもしれないよ？ﾎﾞｿｯ」

A「!!、確かに…(自分の魅力を上げれば、もっと仲良くなれるかもしれない…)…やります！」

ダリ「そうそう、その意気！じゃ頑張ってね〜☆」

A「はい！頑張ります！アネ、行こう！」

アネ「う、うん。行こ！」

ダリ「ペトラ！」

アネ「ｷﾞｸｯ…何でしょう？」

ダリ「ホドホドにね？」

アネ「は、はい…すみませんでした…」

A「アネ〜？なにしてんの？早くー！」

アネ「今行く！じゃ、失礼します…」

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