帰宅 ページ44
バラム「…Aちゃん、Aちゃん…」
A「…んん……んぅ?」
バラム先生の声がする………
でも、もう少し寝たい………
・
・
・
って、あれ??
なんで先生の声が…
バラム「…起きて…もう家に帰る時間だよ」
ガバッ!!
A「ば、バラム先生…おはようございます…」
バラム「フフッ…おはよう、と言ってももう放課後だけどね」
A「え?!私、どんだけ寝て…!」
バラム「僕は今来たところだから、Aちゃんが眠っていた正確な時間はわからないけど…5〜6時間くらいかなぁ」
A「うわぁ…やっちゃった…まだ、お世話になった先生方にお礼をちゃんと言えてないのに…」
バラム「それは他の先生方もちゃんと分かってくれるよ。明日学校に来て言ったらいいよ、今日はもう帰ろうね?」
A「…はい、分かりました。あの、バラム先生にもたくさん迷惑かけてしまってごめんなさい…」
バラム「いいんだよ、迷惑だなんて思ってないし、教師として当然の事をしたまでだよ。それに僕はごめんより、ありがとうの方が聞きたいな」
A「バラム先生…ありがとうございます!!」
バラム「うん、じゃあ行こっか。Aちゃんのご両親が待ってるよ」
A「えっ、親が…?この時間なら仕事してるんじゃ」
バラム「Aちゃんのご両親も、君のことを心配してるんだよ。会って元気な姿見せてあげようね」
それから、特に準備するものもなかったのですぐベッドから降り、校門へ向かった
まさか、自分の親が迎えに来てくれるなんて思ってなかったからびっくりしちゃった
結構心配してくれてたんだ…嬉しいな…
校門の前まで行くと、両親とダリ先生が話しているのが見えた
A「あれ、ダリ先生もいる…」
バラム「Aちゃんの担任だからね、僕がAちゃんを連れてくる間に詳しい事情を説明しているんだ」
A「そうなんですね…」
両親「A〜〜!!」
バラム「ほら、呼ばれてる。行ってきなよ」
A「はいっ!お母さん、お父さん、ただいまっ!」
両親「おかえりなさい。心配した(のよ/んだよ)」
A「うん、ごめんなさい…でも来てくれると思わなかったから嬉しい…!」
母「私達だって心配するわよ、本当無事で良かったわ」
父「そうだな、先生から事情を聞いたからお前は何も心配しなくていいぞ」
A「うん、ありがとう…ダリ先生もありがとうございます」
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フワリ(プロフ) - リトルマウスさん» ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2022年11月21日 8時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
リトルマウス - 面白かったです!今後の展開が楽しみ (2022年11月21日 7時) (レス) @page44 id: 1f12a34756 (このIDを非表示/違反報告)
フワリ(プロフ) - レオさん» ありがとうございます!少しずつ更新できるように頑張ります!! (2022年11月12日 1時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - とっっても面白かったです!キュンキュンしました…!続き楽しみにしています! (2022年10月12日 20時) (レス) @page43 id: 94c11de53c (このIDを非表示/違反報告)
フワリ(プロフ) - リトルマウスさん» コメントありがとうございます!続きを楽しみにしててください!! (2022年9月29日 21時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フワリ | 作成日時:2021年10月11日 23時