薬 ページ36
ん……。
もう朝か…
身体は昨日よりましになったな〜
今何時だろ?ブエル先生に声かけた方がいいのかな…どうしよう…
う〜ん……
ガラッ
ブエル「…ん?あぁ、起きたのか。声を掛けてくれれば良かったのだが…」
A ビクッ「お、おはよう御座います…すみません、迷ってしまって…」
ブエル「…まぁ、いい。身体の調子はどうだ?」
A「えっと…大分良くなってます。もうあまり痛くないですし…」
ブエル「そうか、良かった。なら、包帯を外しても問題ないな。」
A「はい…。あの、助けて頂き本当に有難うございました。」
ブエル「!、気にするな。教師として当たり前の事をしただけだ。」
A「そ、そうですか…。その考え、とても素敵だと思います。」
ブエル「あぁ。教師の心得だからな。この学校の先生なら全員思っている事だ。」
へぇ〜。だからバラム先生も当たり前って言ってたのかな?
ブエル「…もうすぐバラム先生がいらっしゃる。その前に包帯を取るぞ。」
A「は、はい!お願いします…」
────────────
…スッキリした〜!!
身体が軽い!今なら、誰よりも早く走れる気がする…!
ブエル「その様子なら大丈夫そうだな。私はこの部屋にいるから、何かあったら呼べ。」
A「はい、有難うございました…」
…暇だなぁ〜
いつバラム先生来てくれるかな?
ブエル先生はもうすぐって言ってたけど…
そういえば、私の両親とかどうなってるんだろ?
心配してるかな?それに、アネはどうしてるんだろ…
私を突き落としたあのアブノーマルの奴らもどうなったか気になる…
ガラッ
バラム「失礼します…」
!!!、バラム先生だ!!
バラム「あ、起きてたんだ。おはよう、調子はどう?」
A「バラム先生!おはよう御座います!大分調子が良くなって、包帯もさっき取ったんですよ!」
バラム「そうだったんだ、良かった…今日は沢山Aちゃんに伝えないといけない事があるんだけど、その前にまずこれを飲んで欲しい。」
A「?、分かりました…」
バラム「はい。これ薬なんだけどね、僕が作ったんだ。塗るより飲む方がいいかなって思って。」
A「あ、有難うございます…」
?!?!?
ちょっと、待って…
これはダークマターすぎる…
魔界の薬はこういう物なのですか??
バラム先生が作ってくれたのは嬉しいけど、流石に飲めな…
バラム「ジー…」キラキラ
うぅっ…
もうどうにでもなれ!!
ゴクッ
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フワリ(プロフ) - リトルマウスさん» ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2022年11月21日 8時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
リトルマウス - 面白かったです!今後の展開が楽しみ (2022年11月21日 7時) (レス) @page44 id: 1f12a34756 (このIDを非表示/違反報告)
フワリ(プロフ) - レオさん» ありがとうございます!少しずつ更新できるように頑張ります!! (2022年11月12日 1時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - とっっても面白かったです!キュンキュンしました…!続き楽しみにしています! (2022年10月12日 20時) (レス) @page43 id: 94c11de53c (このIDを非表示/違反報告)
フワリ(プロフ) - リトルマウスさん» コメントありがとうございます!続きを楽しみにしててください!! (2022年9月29日 21時) (レス) id: 30ee33fa18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フワリ | 作成日時:2021年10月11日 23時