転生しても平々凡々でしたがバラム先生と仲良くなれるように頑張ります!

緊張 ページ12

今日は、教材配布の日なので配布教室まで取りに行ってるのですが…




キリヲ「呪術に、薬学…生物学と拷問学まであるやん。楽しみやなぁ〜
Aちゃんは、どれが気になる?」






どうしてこうなった……


　
バラム先生の事ばっか考えてたから、バチ当たったのかな?

・

・

・

教材教室に向かって歩いてたら、急に後ろから

キリヲ「Aちゃん〜待ってーや、教材取りに行くんやろ?一緒に行こう」

なんて聞こえたから、びっくりしてつい「いいよ。」って言ってしまった…

…「一緒に行こう」が強制っぽかったのは私の気の所為ですよね?

・

・

・

そんなこんなで、雑談しながら歩いていたら、すぐに着いた。

キリヲ「うわっ!教科書重いなぁ〜、Aちゃん大丈夫？」

A「う、うん…でも、腕力がもう限界迎えそう…」

キリヲ「本当は、僕が持ってあげれたら一番いいんやけど、体弱いから反動で吐血するかもしれん…ゴメンなぁ？」

A「いやいや、気にしないで！そう言ってくれて嬉しいし、吐血されたくないから…」


キリヲ「……Aちゃんは、優しいんやなぁ…」



そんなに可愛い事言われたら……







───壊したくなるやん？───



A「？、どうしたの？」

何か良からぬ事、考えてそう……勘だけど。

キリヲ「いや、なんでもないねん」

A「？そっか、じゃあ私こっちだから、また明日ね。」

キリヲ「…ほな、また明日な？」

・

・

・

何か今日のキリヲ怖かったな…
何考えてんのかよく分かんないし、毎回私の近くに居るし…

やっぱり危険人物だな…
どうか、クラスは別々でありますように!!!

って、そんな事は今はよくて…
それより、これから大事な大事な、予定があるのです!

そう!!バラム先生との勉強会〜!!イエーイ!!!

もう、昨日の私を思う存分褒めたいわ〜
あの時言わなかったら、これから先あんまり会えなくなるところだった…

もうちょっと仲良くなったら、連絡先とか交換できたりするかな…
言えばバラム先生は交換してくれそうだけど、昨日の今日で流石にハードルが高い…

まだ後、原作開始までニ年もあるし、様子見ってことで…

そうこうしてるうちに、着いちゃったよ!!
何か昨日とは全然違う緊張だ…
何かやらかさないように気をつけないと!


よし!!

(扉)ｺﾝｺﾝｺﾝ



A「バラム先生、フェーゲン=Aです。いらっしゃいますか？」

バラム「いるよ、入って。」

勘違い→←困惑

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す