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ⓟⓡⓞⓛⓞⓖⓤⓔ ページ1
A、君は突然僕たちの前に現れた。
僕たちにも知らされていなかった日本人の練習生の子が韓国でソロアイドルとしてデビューすることになったそうだ。
僕たちが練習に行った日、隣の部屋で朝から夜まで練習していた君。
折角だから挨拶に、なんて言って部屋に入った瞬間、君に僕の心は奪われた。
今にも抱きしめて、’自分のもの’にしたい。
でも君は儚いような、触ったら崩れてしまいそうなそんな雰囲気を纏っていた。
なんてスーッと通る声なのだろうか。
お願いだから、もうその笑顔を見せないで。
まだ君を知ったばかりなのに、どんどん溺れていくじゃないか。
僕だけを見てくれたらいい、なんて何十回思ったと思って。
𝐛𝐲 𝐬.𝐜𝐨𝐮𝐩.𝐬
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作者名：じうん | 作者ホームページ：http://jiiooonnnsvt/won/novel
作成日時：2023年9月1日 18時
