出会い34 ページ34
当時は随分とものわかりの悪い子だった私は...簡単に言うと嫉妬魔でした。
お父さんと医者のあだこだがあったときはそれなりに彼女らしく慰めることが出来た。
だが、それは始まりでしかなかったのだ。
色々と吹っ切れてしまった修也は、今まで以上に練習に熱心になった。だから自分から修也の邪魔になりそう、そう思い身を引いていた。
自分は修也のお荷物。そう考える日もあった。
自分は修也の練習にはボールを集めたり、ドリンクや軽食の準備しか出来ない。
一言で言えば、何も出来ないだ。
それに加えて
円堂はいつも修也と笑ってる
虎丸は可愛がって貰えて羨ましい
終いには、修也は私が好きなのかなって。
でも、これではいけない。自分で分かっているから、海に頭を冷やしにいった。
潜ろう、そう思っていたのに水着を置いてきてしまいワンピースのまま。
真っ白のワンピースは海に濡れると、色がくすむ。濁った灰色になる。
サンダルはポイポイっと投げ捨てて、髪をほどいて。
一歩一歩、夕方の冷たい海に足を入れる。一歩一歩は私とみんなの距離の数だった。
ウエスト辺りまで海に浸かる。後ろは見ない。見たら...今すぐ修也の元に走りたくなるから。
アンダーが浸かる。胸一杯に水圧がかかり、なんとなく苦しく感じる。その苦しみは私が今まで溜め込んでいたもののようで。
髪が浸かり、首だけが出ている状態。もう少し進みたい。どうせなら泳いで帰るか。
そう思っていた矢先、後ろからガバッと抱き抱えられる。誰だっ!、そう叫ぶ。あいにく目に塩が入り前がどちらか把握不可能。
「おまっ、なに死のうとしてんだ!!」
『ゲホっ、あ、あ??ふ、不動くん??死のうとしてる？どういう』
「俺に隠すんじゃねぇ!!...頼むから、俺の前から居なくなるんじゃねぇ！」
いつもヘラヘラ笑うか、鋭い目付きしか見てこなかったため...涙目になって訴えられるとやられてしまう。
ーーーーーーーーーーーーーー
テストが近いぃぃぃ!!
どうも、ゆいどんです。テストが近いです。最近更新少なくてすいません！
家で踊っていたら先日腕を脱臼いたしましたかもしれないです。なにやってんだ。
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ゆい(プロフ) - こよいさん» ありがとうございます!!!良ければ後編もよろしくお願いします! (2018年11月24日 22時) (
レス) id: 8b717c3bab (このIDを非表示/違反報告)
こよい - この小説、大好きです (2018年11月24日 20時) (レス) id: e62f20c155 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - チョコバナナさん» ありがとうございます！！よろしかったら続編も楽しんで行ってください！！ (2018年11月10日 16時) (レス) id: 8b717c3bab (このIDを非表示/違反報告)
チョコバナナ - 修也くん大好きなので嬉しいですぅぅぅぅ！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 20時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ワンダーランド☆さん» ありがとうございます〜!!!中3なので両立が難しいものの、毎回楽しくか書かせていただいてます。どうぞこれからもよろしくお願いします! (2018年11月6日 0時) (レス) id: 8b717c3bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいどん | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月28日 2時
