赤い宝石Ⅱ〈×ym〉 (ページ2)

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昔と今 ytym ページ2

｢あけましておめでとう｣

｢あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします｣

｢こちらこそ、よろしくお願いします｣

日付が変わった瞬間正座で向き合いながら新年の挨拶を行えばどちらからともなく、ふふっという笑い声が聞こえる。

｢今年はやまと一緒に年を越せて嬉しいよ｣

去年は俺たちまだ付き合ってなかったんだもんなぁ。

｢ふふ、俺も｣

メンバーであり恋人同士。
こんな関係昔の俺らじゃ考えられなかった。

お互いがお互いを嫌っていて、
それなのに今は好き同士。

時の流れっていうのは不思議なものだ。

なんて、柄にもなく今までの事を思い返していれば頭上からかかる裕翔の声に見上げる。

｢やま、もう寝よ｣

｢うん｣

裕翔と一緒に寝室に行き同じベッドに入る。
こんなことも昔じゃありえない。

今日はやけに昔と比べてしまう。

｢やま？｣

ベッドに入りぼーっと考えていれば心配そうな声と共に抱きしめられる。

ガッシリしている胸板に顔を埋めこれでもかというほどひっつけば、俺の頭を撫でながら｢好きだよ｣と言う裕翔。

｢俺も｣

｢ふふ、なんでそんな泣きそうな顔してるの｣

両手で俺の頬をつつみ目を合わせる。

｢来年もこうしていようね｣

暖かい優しい笑顔でそう言ってくれる。

｢絶対だよ｣

｢もちろん｣

end

付き合いたてのytymちゃんの年越しはこんな感じ絶対に。ymちゃんは不安になっちゃうんですよね😢でもそれをytくんは分かってくれてるからさりげなく安心させてくれるんですよね😫😫
ハァ〜〜罪なytym！！！！！(大の字)