愛されなかった少女と…

… ページ7

私もあんな風になりたい…！
なれるかな…？
そんな考えが頭を過ぎる
そしてこれは現実？いつか起きること？
なんて考える









『(いや‥そんな訳ないよ
これは夢！私の心の奥が勝手に望んで
私の脳が勝手に見せているだけなんだよ！
全て夢でしかないんだよ…！)』


自分の考えに少し心が痛くなった…すると









「そんなことないよ…！」


『！？(私！？)』


目の前に突然「私」が現れた


「いまみてることはたしかにゆめだよ
でもきめつけないで…！


めをさまして！このままじゃ、おきられなくなる！ずっと！」


『(目を覚ましてどうなるの？
誰も私のこといいように思ってないよ
覚えてもいないよ…ずっと寝ていた方がいい…)』


「じゃあ、いちにぃは？」


『(いちにぃ？)』


「一郎さんのほうがわかるかな…？」


『あっ…(そうだ一郎さんと約束したんだ…！)』


「ね？だからめをさまして！
『あなた』をおもってくれるひとはたくさんいるよ！」ﾆｺｯ


『…………………









うん！』ﾆｺｯ


ビュゥウウゥゥゥ


今までで一番強い風が吹いた…

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