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あなたが八歩目 ページ8
目の前にはソファの前でしゃがんでるオッパの顔
私そんな寝ちゃってた？！
パッて時計みたら……20時
「えっ？！オッパどうして？まだ8時だよ？！バイトは？」
「えーオッパ帰ってきたらダメだった？」
そんなことないそんなことない！！
オッパちょっと悲しそうに言うから慌てて首を振る
「ふふ、じゃあオッパにお帰りなさいは？」
「…お帰りなさい、お疲れ様オッパ！」
そしたらオッパ目を線みたいにして笑って
ん、ただいまって頭を撫でてくれた
「あ！そうだ！！オッパあのね、今日ねコンビニでアイス買ったの！」
「え〜また無駄使いしたの〜？」
ほら、オッパ思ったとおりだ。ふふふ
「でもねでもね、それねオッパが好きな奴だから！」
「それAが食べたかっただけでしょー」
「うふふ〜、でもちゃんとオッパの分残しといたの！偉いでしょ？だから半分こして…あ、溶けてる…」
そうだ…一回食べちゃおうって思って出してそのまま寝ちゃったからだ…
「…オッパ、ごめんなさ、い…アイス」
泣きそうになりながら言うとオッパがほっぺを両手で挟んできた
「だいじょーぶ、先に晩御飯食べよ？ラップして置いといたのに…Aまだ食べてないでしょ。んで、お風呂入ってそっからアイス食べよっか。アイス冷凍庫入れといて」
「うん！！」
「はい、じゃあお風呂掃除してくれる人ー？」
「はーーい！」
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作者名：無糖 | 作成日時：2015年11月25日 1時
