STory 3

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名前を呼ばれている気がして目を開けると、目の前に慎ちゃんのドアップ…。


森本「おっ！起きた〜？どう、クラクラしない？ちょっと起き上がってみよう。」


慎ちゃんに支えてもらって身体を起こす。
うん、もう大丈夫みたい。


森本「大丈夫そうね？勝利には連絡しといたから、お昼ご飯食べて調子良さそうならおひさま行ってきなね〜」


そう言って、ご飯のフタを開けてくれた慎ちゃんは、自分のお弁当を出し始めた。

あ、ここで食べるんだ…(笑)



「おべんとーだぁ。いいなぁ〜」

森本「いいでしょー？北斗が作ってくれたのよ！んな顔すんなって〜。ほら、これあげる」

慎ちゃんがおかずのお皿に置いてくれたのは、ちっちゃいハンバーグ。

パクッと食べると、あまりの美味しさにびっくり！

「おいしい！！ほくちゃん上手なんだね！」

森本「んね！美味いよなぁ〜！でも、もうちょっとでいつでも食べれるようになるんだぞ〜！」

おらおらって撫でてくるから、持ってたご飯ちょこっとこぼしちゃって…

様子を見に来たたいちゃんに、ガチギレされていた慎ちゃん…どんまい。





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ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

健人「Aねーちゃーん！げんきなったー？！」


お昼ご飯の後、ゆっくりしてたらかわいいお客さん。


「あ！健人〜朝はごめんね？もう元気いっぱい！一緒におひさま行こうか！」


ほんと？だいじょぶ？って心配そうな健人の頭を撫でて、手をつないでおひさまへ。



勝利「お！Aちゃん、復活？無理ない程度で、ちっちゃい子の分かんないところ見てあげて？キツくなったらお休み、ね？」

はいはーいって返事して、健人たち小学生の課題を見る。


Aちゃーん…
おねーちゃんこっち！

ここはね〜
おてて出してごらん？


相葉「なになに〜？勝利より教えるの上手なんじゃない？」

夢中になって先生してたら、肩をとんとんって叩かれる。

相葉「はい、ちょっと座って…。これ飲んで！」

相葉先生に連れられて椅子に座ると、ズシっと感じる疲労感…。

もらったお水を飲みながら、ふぅーっと息を吐く。


相葉「子どもってさ、知らないうちにパワー吸い取られるのよ！だから先生も、少し休憩ね？みて、あいつらまだまだ元気だから(笑)」


ほんとだ…健人なんて立ち上がってる


勝利「はーい、じゃあ今日のお勉強はおしまい！また明日元気に会おうね〜！」


勝利先生の言葉に子どもたちがパタパタと帰っていく。

Aせんせーまたねー！の声に、手を振った。



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