天才暗殺者【ハイキュー×暗殺教室】

じゅうさんわ ページ20

私と師匠は違う塔に捕まっていた。


………ポケットにナイフ仕込んであるから、縄は切れるのだが、


下手に動いて見つかったら元も子もない。


師匠も無事かどうかはわからない。


そんな時に、あの人たちに助けられた。


数年前から、仲良くしてくれていた組織だった。


「み、みんな………？」


黒「大丈夫か？有希。」

翔「助けに来たよー！」

孤「翔陽うるさい。一応潜入してんだから」

赤「大丈夫ですか？早くいきましょう」

月「何してんの、早く行くよ」

灰「大丈夫、有希？」

夜「有希！無事で良かった！」

木「ヘイヘイヘーイ！行くぞ有希！」


「………う、うん！でも師匠が」



？？「何をしているのです貴方達！！」


全員「！？！？」


黒「ヤベッ逃げるぞ！！」


「「ああ/はい！！」」


「………！」


追っ手が来たので仕方なく逃げ出した。


でも、私の素顔を知ったら、また捕まえられるかもしれない。

それに、みんなを巻き込んでしまうかもしれない。

だから、身バレ防止のために男装をした。

聞けば、黒尾組以外にも及川組や澤村組、他にも似たような組織があるらしい。



………ごめんなさい。師匠。

でもあなたの実力ならここから出るのなんて簡単ですよね。

この辺りで“死神”と言われているあなたなら、

でも









《こんな形で会うなんて、思ってもみなかった》









柳沢に聞いたよ。

ここでは、あなたは教師。

俺(・)は生徒。

しかも先生を殺すためだけにあるクラス。

実際3ーEの誰よりも危険かもしれない。

名前は変えてないけど、声や、喋り方まで変えたんだから、

気づかない、と思う。

もし気がついたとしても、何も変わることはない。

皮肉なものですね。先生。

どうしてタコになったのかは、知っていますよ。

俺にも首の後ろあたりに触手があるんですから。


でも



きっと





今度こそ、





俺が








先生を殺し(救い)ますから。



覚悟しておいてくださいね。師匠(先生)。

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