残念カップル【森山由孝】

31話* ページ33

貴「ホラ由孝次！！次の行こう！！！」




森「わ、わかったわかった」




ぐいぐいと由孝の手を引っ張って行く。





…こんなはしゃいだのいつぶりだろ。




パッと後ろを向けば、由孝が微笑んでくれて。





…んっ！？




貴「((ピタッ」



森「えっ、ふぎゃっ！？」


貴「へぶっ」



私が突然止まったから、由孝がぶつかった。


由孝の方が背高いから、当然前のめりになって倒れそうになるわけで。



森「あぁごめんA！！」


と、由孝が私の腕を引っ張った。



貴「っ！！」



咄嗟のことで、仕方なかったのかもしれない



でも、そのせいで頭はフリーズ寸前。





だって…




由孝に抱き寄せられてるんだもん…







森「っぶな……A…大丈夫？」



貴「へ…あっ、う、うん！」



バッと離れて、手とおまけに首を振る。


森「そっか…で、なんで急に止まったんだ？」


貴「え…あ…さっき可愛い男の子が居て…」






…そうだよ！！！居たのに！！！




…居たけど！


由孝のせいで見失った…





貴「…由孝があんなことするから男の子見失った…」


森「え！？ご、ごめん？！」



貴「いいし！由孝の方がかっこいいからいいし！」


森「ご、ごめ…ん？」


貴「ほら次行こう！？」









_その頃の尾行班_


笠「…飛んだバカップルだな…」


黄「ちょっ、中村先輩ソレ俺のフローズン！！」


中「知らん」←


早「(ラ)ズベ(リ)ーアイスって美味しいと思いますか！？こぼ(り)先輩！！」


小「え！？あ、お、美味しいんじゃない？(な、なんて言った！？)」



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ほんとスランプって嫌ですね…

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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ラッキー森山さん！

ゲス山

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