残念カップル【森山由孝】

26話* ページ27

貴「……」




待ち合わせ場所に着くまで、

私はショタ探しをしていた。




…んだけど。







＿＿＿なんか、めっちゃみられてる…！！？




視線が痛かったので、私はなるだけ早く歩いた。









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待ち合わせ場所。

少し遅れましたてへぺろ((









貴「…わ…」




何か女の子が沢山居て…


木の影から覗いた。



するとそこには…







貴「…由孝…？」




由孝が、ボーッと座っていた。





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そっか…


由孝黙ってればイケメンだもんね←お前が言うな




貴「……」


はなしかけたいけど…なんか話しかけれない…




ずっとそんなこんなしてると。








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「あれ？ 安田先輩？」







後ろから、




声をかけられた。









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その声の方に振り返ると…






「あっ、やっぱり！！」




そう言った声の主は…









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貴「あっ……

あの、時の…ｯ…！」




体育の後




忘れれるわけない。








あの男子が立ってた。






たちまち声は出にくくなって


あの時のことが、脳内でリピートされる。



そんな中、彼は言葉を発した。





「もしかして1人ですか？


よかったら俺と遊びません？」




がしっ、と腕を掴まれ、引っ張られる。




怖いよ…






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すると、反対方向から、手を握られた。







「人の彼女に、


何してんの？」




そこには…






怖い笑顔で私の手を握る、由孝がいた。








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「ちｯ…」




男子は、舌打ちをしてから去って行く。








私は由孝に話しかけようとした。




すると。









貴「よしｯぅわ！？」


引き寄せられて、



由孝に包まれた。








森「…はあ…心配したんだからな」




貴「へ…あの…？」




遠慮がちに声をかけると、由孝は私の頭をぽんぽん、と叩いてから離れた。



そして、手を差し伸べて




森「ほら、行くよ」


と言った。









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改めて見たけど







由孝、私服でもかっこいいなあ…

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ゲス山

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