文豪と主役達 (ページ11)

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仕事ページ11

敦視点

敦「！景色が変わった！？」

エーミールが異能を使い、僕はどうやら別の部屋に飛ばされたようだ。

敦「人を探さないと…あ！鏡花ちゃん！」

鏡花「…敦！」

敦「一緒に飛ばされたみたいだね。無事でよかった。」

鏡花「貴方も無事で良かった。…此処に敵はいないみたい。」

敦「そっか。取り敢えず、そこのドアから外に出てみようよ。」

鏡花「…ダメ！！」

敦「え？」

僕がドアへ向かおうとした時、ドアが開いた。すると、何かが僕目掛けて飛んできた！

敦「！？異能力！」

僕は腕を咄嗟に虎化してそれを受け止める。飛んできたもの…否、飛んできたのは人だった。

？「チッ、仕留められんかった」

ソイツは斧で僕を攻撃してきて、僕が攻撃を受け止めると、飛んできた時と同じ動きでドアの方へ戻っていく。

？「おい、攻撃すんの早すぎるやろ。」

もう一人ドアから入ってくる。

？「仕事は早く片付けた方がいいやろ。」

鏡花「…誰。」

？「嬢ちゃんすごいなぁ、ショッピの殺気に気付くなんて、マフィアで暗殺者やってただけあるなぁ。」

鏡花「…ッ！」

男の暗殺者という言葉に、鏡花ちゃんが刃物を取り出し、殺気を向ける。

敦「鏡花ちゃん、僕の後ろに！」

？「怖っ！なぁショッピ、殺気向けられたんやけど。」

shopi「煽るからやろ。自業自得やぞチーノ。」

chino「まぁ、いいわ。」

敦「社長は何処にいるんだ！」

shopi「わざわざ敵に塩送る訳ないやん。」

chino「そーやで。俺らは君たちを排除する事が仕事なんやから。」

鏡花「私…たち？」

shopi「他の探偵社員も幹部が相手しとる。」

chino「あー、あとポートマフィアもな。」

敦「ポートマフィア！やっぱりいるのか…！」

chino「確か…重力使いと、病弱そうな奴やったな。」

敦「…芥川！」

shopi「…ところで、気付いとる？虎くん。君の体の異常について。」

敦「…………え？」