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永瀬side
永「ちょっと口と鼻覆うからなぁ、焦らんでええからね」
タオルとかあればほんまはそれで覆ってやりたかったけど、こんな突然の状況である訳がない。
仕方ないけど自分の手で口と鼻を軽く覆って、吐いた息を吸えるようにする。
紫耀は顔ちっちゃいから、全然俺の手ですっぽり覆えたな。
永「怖ないからね、大丈夫。あんま吐けてないから、スーッてできたらゆっくり、ハァー...やってみ？」
平「はぁっはぁ、はぁ...う、ぁ、ｯ...はぁはぁ、ぃや、ゃ、ごめっ、な、」
永「しょ〜お、廉やで？れーん」
平「ゃ、あ、はぁはぁ、ッは、はぁは....ゃあ！」
いやいやと何度も首を振って、俺から逃げようと弱々しく身体を動かす紫耀。
さっきまで何とか大丈夫そうやったと思ったんに....何でや？
疑問に思っていると、段々、紫耀の目線の先が俺では無いと気付いて。まさかと思って紫耀の目線を辿ると、そこには＿
永「ッあんた...！」
恐らく紫耀をこうさせた人物であろう、さっきのスタッフが扉の前に立っていた。
来んな言うたのに、何で来るんこいつ.....！
怒りが湧き上がってきたけど、今はそれをグッと堪える。
今ここで言い合っても、紫耀の過呼吸は治まらん。下手したらもっと悪化して気ぃ失うんがオチや。
とにかく今は、はよ過呼吸落ち着かせてやらんと、、
永「怖いね、でも大丈夫やから。しょお1人やないから、俺ちゃんとここ居るから、ね？何もされんよ、ここでぎゅってしとるからね」
覆っていた手を外して、そのまま体勢を変えてスタッフが見えないようにギュッと抱き締める。
服に当たる息が、ほんまに速すぎて自分まで苦しくなる。
永「な？だいじょーぶ。苦しいの頑張って無くそうや？スー...」
平「ッ、はぁはぁ、っはぁ....っ、ふ...ｹﾎｹﾎｯ、は、っは....すぅ..ｯ､ｹﾎ」
永「うん、焦らんでええからね。じゃあ次は、ゆっくり、ハァー...」
背中をポン、ポン、と叩きながら深くゆっくりと息を吐くことを促すと、途中、空咳をしながらも何とか息をゆっくり吐いてくれた。
永「おぉ、そうそう、上手い上手い。もうちょっとで良くなるからね、じゃあもう1回。スー...」
平「はぁ、はぁ...ッ、すぅー...ｯｹﾎ、はぁはぁ.....、はぁー...っ」
永「偉いなしょお、凄い凄い。ちゃんと治ってきとるよ」
促さんでもしっかり、スーハーを繰り返す事が出来ている。
後は最後まで治まるのを待って、、
スタッフとも、話さなあかんな。
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しぃ(プロフ) - いのひかゆうやさん» いのひかゆうやさん！！ わざわざコメント下さってありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ 予定より長くなってしまいましたので、少し読みにくくなってしまったかも。。。 少しでもご期待に添えていられていたら、本望です(*´v`*) (2019年2月20日 22時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
いのひかゆうや(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: ea5a7786b3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - TV好きさん» いえいえ(*´▽`*) 遅くなってしまいますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね♪ 面倒お掛けしますが、宜しくお願い致します汗。随時募集中なので、お気軽に下さいね(＊´ｖ｀) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - ピアノさん» まじ！？ (2019年2月19日 20時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
TV好き - ありがとうございます！よろしくお願いします。次から受付roomにさせていただきます。 (2019年2月19日 18時) (レス) id: 320737941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年2月6日 19時
