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平野side
怖い、誰か助けて、誰か.....＿＿
そんな事を思っていたら、廉が来てくれて。
ホッとして身体の力が少し抜けたのも束の間、視界にあのスタッフさんが入ってきた。
また怒られる、怖いよ廉...やだ、あの人が来るｯ.....
もう自分が何をしてるのか何を言いたいのか何もかも分からなくなって、ごじゃごじゃになった。
それでも廉は何も怒ったりせず、ギュッと強く、優しく抱き締めて背中をポンポンしてくれて。
段々、苦しかった呼吸が、いつもの安定さを取り戻していくのが分かった。
永「＿大丈夫？じゃあ、廉の手握れる？」
手のひらに置かれた廉の大きい手。
最初は突っ張ってる＋怖すぎて握れなかったけど、今は何とか力を振り絞って握り返す事ができた。
永「良かった。もう大丈夫そうやな...」
平「ん...」
ホッと息を吐いて、俺を抱き締める力を緩めた。けどそれはすぐに、またギュッと強まり、反射的に自分の顔が廉の胸に埋まった。
どうしたの？急に.....
永「....あなた、紫耀に何したんすか？」
頭にハテナを浮かべていたけど、直後の廉の低い声を聞いて、あぁ....と納得した。
ただでさえ過呼吸起こして迷惑掛けてるのに、これ以上俺のことで迷惑掛けたくないよ.....。
平「ｯ、ぇ...ん....」
あれ....？
思ってたより声が掠れて、震えて...出ない、、
永「紫耀が過呼吸起こすって....余程の事やと思うんすわ。何もしてない言ってない、なんて言うのは通じへんので、ほんまのこと言うてもらえます？」
名前を呼ぶ声に気付かず、廉は低い声で続ける。
その声にすらビクッと反応してしまう弱い俺を、さり気なく背中を撫でて落ち着かせてくれる...。
ス「ッ.....俺は、元々....お前らの事があまり好きじゃなかった。それで高橋が小道具の物を割って余計に嫌になった。でも、平野はわざわざ謝罪しにきた。それは、感心したよ...」
え＿＿？
本当に？そうだったんですか.....？
ス「けど怒りとかの方が大きくて、ついカッとなりすぎて、怒鳴った。ｯ手は出してない！けど、急に様子おかしくなり始めたから....」
永「....手ぇ出してないんだけは、良かったです。けど紫耀は、大きな音やそういったものが苦手なん、知ってますよね？感情任せにせんで下さい。あんたもええ大人なんやから、もう少し冷静に出来ると思うんすわ」
ス「......悪かった」
廉に助けて貰ってダサいけど＿＿
凄い.....こんなに、頼もしい存在だったんだ....。
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しぃ(プロフ) - いのひかゆうやさん» いのひかゆうやさん！！ わざわざコメント下さってありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ 予定より長くなってしまいましたので、少し読みにくくなってしまったかも。。。 少しでもご期待に添えていられていたら、本望です(*´v`*) (2019年2月20日 22時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
いのひかゆうや(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: ea5a7786b3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - TV好きさん» いえいえ(*´▽`*) 遅くなってしまいますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね♪ 面倒お掛けしますが、宜しくお願い致します汗。随時募集中なので、お気軽に下さいね(＊´ｖ｀) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - ピアノさん» まじ！？ (2019年2月19日 20時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
TV好き - ありがとうございます！よろしくお願いします。次から受付roomにさせていただきます。 (2019年2月19日 18時) (レス) id: 320737941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年2月6日 19時
