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2話 ページ3

お兄様の専属運転手のコウジさんの運転で私とお兄様は隣街に移動中です。


「ヒカルくん、Aちゃん変装ばっちしや」


お兄様と私は顔バレしてる可能性があるため変装しました。


お兄様は貴族の格好、私は令嬢を装っています。



お仕事ですけど、こんな綺麗なドレスを着れるのは嬉しい限りです。



「Aちゃんルンルンにみえるなぁ」


「そうですか?!」


「全身から滲み出てるで!」


「それはいけない!!着く前にはお仕事モードにならないといけないです!」



「誰に似たんだが、、プロ意識高いっちゅうねん」



お兄様のお仕事の足手まといには絶対になりたくないです!


私は頬をペチペチと叩き気合を入れます。



「そこまで気を張らなくてもいいぞ。」



そう言ってお兄様が私の頭を撫でてくれました。



「私が油断して迷惑をかけるかもしれませんし、、」



「殺気があると余計に怪しまれると思うな」



「せやでー、令嬢のふりせんとアカンからもっと気軽になぁ」



「もっと気軽に、、!」




気軽ってすっごい難しいです。

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作者名:ゆい | 作成日時:2022年3月17日 19時

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