告白 シンラside ページ47
森「唐突ですが自分も言っておきたい事があります」
第8結成の話
それを聞けば、今日ジョーカーに会ったこと、弟のショウが伝導者側に居るということを伝えることに躊躇いはなくなっていた
それを話しても大丈夫だって思えた
第8の仲間なら、きっと大丈夫だと
森「……それがジョーカーから聞いた情報です」
桜「なるほど…」
大隊長の表情は変わらなかった
アーサーやタマキはどことなく信じられないような不安そうな感じはしたけど…
ア「だが、ジョーカーが言った事だろ
信用出来るのか…?」
環「ジョーカーは新人大会に乱入して消防官を危険にさらした男だぞ、今回だってまた混乱を生むために色々変な情報を流したのかも…」
確かにあいつは怪しい
信用していいのか、わからない
森「弟は火事で骨も残らず萌えてしまったって聞いてたんだ…俺だって今更信じられない」
桜「シンラ…情報の提供者が誰かはこの際関係ない、お前は弟が生きていると信じたいのか?信じたくないのか?」
そんなの決まってる
森「信じたいです!!」
桜「だよな、だったら第8も信じるしかねぇよな」
火「伝導者を追う任務は変わらないが、シンラの弟がいることを前提として策を立てるぞ」
大隊長や火縄中隊長の言葉に胸がじんわりと暖かくなっていく
やっぱりこの人たちは信頼のできる仲間なんだ!!
森「ありがとうございますッ」
そう言えば後ろにいたAさんが俺の肩に手をかける
『…第8の皆…
僕は貴方達に味方だと言うことを前提としてこの話をさせてほしい…
シンラくん、君の弟は確かに生きている
自信を持って言えるのは僕が1年前まで伝導者の元にいたからなんだ』
俯き、手を震わせるAさん
この発言に驚いた
Aさんが伝導者の元に…?
『言い訳がましく聞こえるかもしれないが僕はあくまで彼らに力を貸していたわけじゃない
…なんて言うんだろうな
8年前、消防隊から抜け出したのは伝導者達にほぼ誘拐の様な形で連れていかれたからなんだ
…僕がアドラバーストを持っていたばかりに部下を殺されて、友人を目の前で“焔ビト”にされた
着いていくしか、無かった』
Aさんもアドラバーストの持ち主で…それは大隊長会議の時にも言っていた
それにしても誘拐なんて…
『まだ全ては話せない…
まだ心の整理がつかない所もある
あそこにいた事は僕にとっての恐怖そのものなんだ』
彼がこんなにも弱々しく笑うのは初めてだった
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門神(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!今後も頑張って行こうと思います!! (2020年5月28日 1時) (レス) id: 170f584af4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続き楽しみしています!応援しています! (2020年5月28日 1時) (レス) id: a6228b64bd (このIDを非表示/違反報告)
門神(プロフ) - 未羽さん» ありがとうございます!Twitterもフォローさせて頂きました! (2020年5月25日 13時) (レス) id: 170f584af4 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新待ってます!!あとTwitterもフォローするので、うちのもフォローしてくれると嬉しいです! (2020年5月25日 12時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:門神 | 作成日時:2020年5月23日 3時