不良系エイジアンガール【ヒロアカ】 (ページ47)

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またまた洗練されたイケメン、上鳴電気がお送り致します。

「なんでここにシェイドっつー人の作品があんだ？」

「んなもんここにシェイドが住んでっからじゃねーのか？」

「クソ髪の言う通りだわアホ面、画見りゃ分かんだろ。他人の家にこんな躊躇なく画を描ける奴はよっぽどの天才か無神経かてめぇみてぇなアホだわ」

「えっちょっひど＿＿＿＿」

俺の声(っつーか文句？)を遮るようにガチャリと玄関のドアが開く音がする。

「やっべえ瀬呂帰ってきちまった！」

「ちょ、やべぇやべぇ切島ちょい見てこい！」

「おおおおおおう！」

テンパリすぎだわ、とボヤいた爆豪の声が聞こえた気がする。

「はぁぁぁぁ!?」

叫び声が聞こえた。

俺と爆豪は一瞬固まって顔を見合せる。

部屋を飛び出したのは同時だった。

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視点交代して瀬呂(妹)がお送り致します。

ケチャップがついた私はまだ地味に痛む頭痛に顔を顰めながら裏道を通って帰宅途中。

家の前についた時にタイミングよく兄貴が出かけるのが見える。

やったねこれで怒られないで済むぜ！

『たらいまー』

酔っぱらいのような声を出しながら玄関で靴を並べる。

見慣れない靴が3足あるんですがこれは一体

...女でも連れ込んだかあのクソ兄貴!!

3人も！羨ましい！(本音)

ボンキュッボンなんだろ！低反発枕収集機め！

ガチャリと空いた私の部屋の(・・・・・)ドアから(一方的に)見慣れた顔が覗く。

その真っ赤なツンツンした髪！目の上のキズ！そして人の良さそうな筋肉と顔！

授業中によくいたずら書きしてた切島くんじゃないですかーアハハ。

女3人じゃなくて派閥3人だったか惜しかった。

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キリ良いし続編行くかな...