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35.卒業 ページ35

時は経ち、春。




4年生の卒業式だ。




あれから私たちは、お互いの気持ちを隠さずに接するという約束をした。




私は変わらずなんだけど…




煉「Aと会えなくなるのは寂しいな。よもやよもやだ」




冨「(ずっと傍に)居たかったのに」




不「てめぇらあんまりAにベタベタすんなよ」




男性先輩陣に囲まれていた。




『先輩たち、ご卒業おめでとうございます。


また、遊びに来てくださいね?』




伊「甘露寺の事は頼んだぞ」




『もちろんですよ。蜜璃ちゃんは私の大親友ですから!』




甘「Aちゃん…!!((キュン」




そんな会話をしていると




煉「…A」




突然、煉獄先輩から名前を呼ばれた。




いつもみたく大きな声ではなく、囁くような低く落ち着いた声。




『はい』




煉「今更このような事を言えば、君を困らせてしまうかもしれない。


だが、どうしても伝えておかないと気が済まなかった。




俺は、君のことが好きだ。もちろん、女性としてだ」




突然の告白に硬直した。




すると、それに便乗するかのように




冨「俺も、(Aが世界で1番)好きだ」




冨岡先輩にまで。




冨「伝えるつもりはなかった。


だが、卒業すると中々会えなくなってしまう。


その前に、きちんと伝えておきたかった」




どうしたらいいんだこの状況は…。




煉「もちろん、答えは分かっている。だから、言わなくてもいい。


だが…」




いきなり距離を縮めてきたかと思うと、私の髪の毛をひと房掴み取り、キスをする。




急な行動に恥ずかしくなり、顔を赤める。




煉「その顔ですら可愛いな。


君は本当に、狡い」

36.オープンにわがままに→←34.甘い※ピンク注意



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました。ありがとうございました🙇 (2022年2月5日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 炭治郎愛してる。 (2020年12月15日 0時) (レス) id: 78f3d46834 (このIDを非表示/違反報告)
あず - 素晴らしい作品を最後まで読ませていただきました!私も三人の男の子を育てるママなので、お産の苦しさは痛いほどよくわかります(笑)新作、とっても楽しみにしていますね♪ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 10e21233aa (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - ブドウ味のリンゴさん» コメントありがとうございます!中々更新は気分ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです^^* (2020年11月7日 20時) (レス) id: e4cb92336a (このIDを非表示/違反報告)
ブドウ味のリンゴ - 求めていたものでしたっっっ!! (2020年11月5日 23時) (レス) id: 106317acf4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご飴 | 作成日時:2020年10月29日 11時

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