23.過保護 ページ23
さすがに、周りからの視線に耐えられなくなり、私は炭治郎さんから離れた。
『いや、あの、名前で呼ぶかどうかは私が決めることですし、別に先輩とは恋人でもなんでもな______________________________…』
竈「炭治郎、だろ?」
うっ
この眩しい笑顔を向けられたら顔が背けられない。
しかし、この空気を破ったのは意外な人物だった。
伊「お前たちうるさい。せっかくの昼食の時間を邪魔しおって。そもそもだな竈門、好きかどうかも伝えていない相手に対してその独占欲はなんだ。男の嫉妬か?見苦しいったらありゃしない。それに…((ネチネチ」
伊黒先輩。
密かに憧れている先輩だ。
もちろん、先輩としてであって他意はない。
最初は私のことを嫌っていたけど、段々妹のように接してくれるようになった。
しかし、問題点がひとつ。
伊「いいかA。こんな男は俺は認めん」
めちゃくちゃ過保護ってこと。
いや、あなたは私の父親かよって。
竈「それは関係ないと思います。別に伊黒さんに認めて貰う必要はないと思います」
真っ直ぐな目で伊黒先輩を見つめ…いや、睨んでる。睨んでるよこの人。先輩睨んでるよ。
二人の間でバチバチと火花が散る。
『…とっ、とにかく!もうご飯食べましょ!』
既に出来上がったAランチのお盆を持ち、そう言った。
竈「じゃあA、一緒に食べよ?」
善「えっ!?炭治郎俺たちと一緒に食べないのかよ!?」
竈「気が変わった。悪いな、善逸、伊之助」
我妻先輩はぎゃぁぁあああっ、炭治郎に抜け駆けされるぅぅぅうううう、と意味不明な悲鳴をあげ、そんな我妻先輩にキレた嘴平先輩が殴っていた()
231人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霊夢たん! - 26話の時loveじゃなくてlikeって書いてましたよ! (2020年11月1日 17時) (レス) id: 836bc9f2ad (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 久遠さん» コメントありがとうございます!ガラスの仮面…うちの母が読んでいるところを見たことしかないので内容は知りませんが、面白いと聞きます。同じような事があったんですか、知らなかったです^^; (2020年10月30日 7時) (レス) id: b4be605b57 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - ガラスの仮面ネタを入れるなんて,作者おそろしい子 (2020年10月30日 0時) (レス) id: 37f7e821a2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - ルミナさん» ルミナさんコメントありがとうございます^^ そう言って頂けると更新のしがいがあります!ありがとうございます! (2020年10月29日 23時) (レス) id: 1b8c297c10 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ - 50票目はいただきだあ!面白いです、頑張ってくださいね(何様やねん) (2020年10月29日 22時) (レス) id: 95f722ce93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご飴 | 作成日時:2020年10月23日 14時