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4.ネチネチ彼氏 ページ4

私がビラを見て悩んでいると




?「甘露寺」




また背後から知らない声が聞こえてきた。




だが、それは私の横にいる彼女の名前を呼んでいる。




甘「あ、伊黒さん!」




つられて振り返ると、マスクをしたオッドアイの美青年が立っていた。




?「入学式は終わったのか」




甘「えぇ!Aちゃん、この人は伊黒さんっていって、わたしのか、彼氏、なの!!」




キャー、言っちゃった、と、照れながら言う蜜璃ちゃん。不覚にもそのかわいらしい動作に見惚れてしまった。




それが目の前の彼氏にはなんとなく癪に障ったのか




伊「おい、そこのお前。いくら同じ女子だからと言って甘露寺に惚れるなぞ言語道断だからな。だいたい甘露寺はお前のような小娘が話してもいいような者では…」




うわ、何この人めっちゃネチネチもの言うんだけど。ネチネチさんだ。蜜璃ちゃんには悪いけど。




甘「い、伊黒さん!Aちゃんにそんなこと言わないで!私の友達なの!」




伊「・・・甘露寺がそう言うなら」




と、口では言いつつも、まだ私を警戒している様子にため息が漏れる。




甘「ごめんなさいねAちゃん!伊黒さんも悪気はないから、許してあげて・・・!」




蜜璃ちゃんはこう言っているけど、伊黒さんからは悪気しか感じないんだけど・・・




伊「そんなことより、甘露寺はサークルは入るのか?」




まるで私は最初からいなかったかのように蜜璃ちゃんに話しかける。なんで蜜璃ちゃんはこの人と付き合ってるんだろう・・・。




甘「まだよ。けど、Aちゃんが殺陣をしているサークルに興味があるみたいだから、私も気になって!」




伊「・・・もしやそのビラは、竈門からもらったものか?」




甘「ええそうよ!」




そこからは二人だけの世界が繰り広げられ、私は完全に置いてけぼり。




会話に夢中になっている蜜璃ちゃんと伊黒さんの邪魔をしないように、そっと抜け出した。




――――――――――――――


伊黒小芭内
・22歳
・大学4年生
・甘露寺蜜璃の彼氏
・蜜璃と仲良くするAにネチネチと文句は言うが、嫌ってはいない
・年中マスク
・彼女がいるため噂は聴かないが、ひっそりと人気が高い

5.女子からの視線が痛い→←3.勧誘



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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霊夢たん! - 26話の時loveじゃなくてlikeって書いてましたよ! (2020年11月1日 17時) (レス) id: 836bc9f2ad (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 久遠さん» コメントありがとうございます!ガラスの仮面…うちの母が読んでいるところを見たことしかないので内容は知りませんが、面白いと聞きます。同じような事があったんですか、知らなかったです^^; (2020年10月30日 7時) (レス) id: b4be605b57 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - ガラスの仮面ネタを入れるなんて,作者おそろしい子 (2020年10月30日 0時) (レス) id: 37f7e821a2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - ルミナさん» ルミナさんコメントありがとうございます^^ そう言って頂けると更新のしがいがあります!ありがとうございます! (2020年10月29日 23時) (レス) id: 1b8c297c10 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ - 50票目はいただきだあ!面白いです、頑張ってくださいね(何様やねん) (2020年10月29日 22時) (レス) id: 95f722ce93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご飴 | 作成日時:2020年10月23日 14時

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