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数日後_____
次の日には熱も下がった優。
疲れ溜まってたのかな…
お礼も兼ねてって
今日はツーリングの予定
優と久しぶりにはじめて
ツーリングに行ったあの場所へ行く。
1年に1回くらいのペースで
あの場所に行くけどなんか意味があるのか。
優が熱を出してからはじめて会う。
いつも通りってわかってるけど
なんかちょっと気まずい。
優吾着いたよ
彼の連絡を見て下に降りると
見慣れた車が停まっていた
今日バイクじゃないんだ…
『お待たせ。バイクじゃないの？』
「だってあそこ行くとA毎回眠いっていうだろ」
『言ってくれたら別な服着たのに』
「別になんでもいいだろ」
『よくないの！』
途中で珈琲を買って
たわいもない話をしながら
音楽を聴いて
いつもの海岸へ向かう。
優もいつも通り接してくれるけど
やっぱりなんかちょっと違うように感じる。
「なに？」
『何が？』
「めっちゃ見てくんじゃん」
『見てないよ』
「いやみてただろ(笑)」
『自意識過剰なんじゃない！』
「そりゃーすみませんでしたー(笑)」
そんな見てた？恥ずかしい…
小さい顔に長いまつ毛に長い腕に
なんだかんだアイドルなんだよな〜
って
知った当初はちょっと気にしてたけど
最近アイドルなんて忘れちゃうこともあるくらい。
さすがに家行ったときは金持ち…
っておもったけど(笑)
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年3月28日 16時
