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第六話 さようなら、芥川龍之介 ページ22

「私の異能は全て水に関係するものを操る異能。」


喋りながら、芥川くんに近づく。

芥川くんは警戒を解かず、異能、顎で私を殺そうとしてくる。

私は首を横にしたり、異能で喰いながら避けていく。


芥川「何故、何故当たらぬ!!」


芥川くんは恐ろしい形相になり、大量の顎が出てくる。

異能で喰らっていくけど数が足りなかった。


目の前の私の異能が逆に喰われ、寸前に顎が現れる。


「【止まぬ雨・神化の剣】」


顎の部分を造った剣で切り落とす。


「勝てない、というのがなんで分からないの?」


大雨が私達を襲う。

けれど、水、雨は私の一部分だから何も問題は無い。

そして、私が両手をギュッと握ると
雨が丸く銃弾のような形になる。

その数、1000以上


「これを避けられるかしら?」


絶対無理だ。

私はニヤリと笑った。


私が手を掲げると、雨の銃弾は勢い良く芥川くんに襲い掛かる。


芥川くんは「くっ…!!」と苦しそうに羅生門でガードを作るが、それにも限界があり



ドドドドドドドドドドド


弾が芥川くんを貫いていく。

いくら雨といえど舐めてはいけない。



芥川「ガッグハッガア!!!」



全てやり終わったあと、芥川くんは膝から崩れ落ちた。


血溜まりができる。


私は静かに彼を見下ろしたあと、息があるのを確認する。

あれだけやったのにも関わらず……恐ろしい生命力だ。


「それだけやられれば、もう立つことも叶わない。けれど、私は念には念を入れるタイプなの。その脚、頂戴するわ。」


神化の剣で作り出した剣を振り上げた。









「さようなら、ポートマフィアの芥川龍之介」









─────っ









「そこまでだ。」

私の身体は動かなくなった。

第七話 幹部殿→←第五話 異能者対決



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水無月(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - レイさん» わっ!ありがとうございます……!めちゃくちゃ嬉しい! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - すごく面白いです!更新待ってます! (2019年7月5日 21時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きが凄く気になります!体調に気をつけて、作者さんのペースで更新頑張ってください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: ff621c54c8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - "(ノ*>∀<)ノありがとうごさまいます!すっごく嬉しいです!続き待っててくださーい! (2019年6月27日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月 | 作成日時:2019年5月31日 21時

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