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第3ステージ サバイバルゲーム 囮 ページ23

アーヤside

「よし、来たな。」

私達が到着すると、みんなが揃っていた。

上杉君は黒木君は既に近くにある木に登っている。

「まず、レーザー銃を持ってない俺らが囮になっても多分敵は来ない。だから俺らがレーザー銃を借りる。するとまだ脱落ではないが銃は持ってない奴が表れるだろ。そいつらが囮になれば敵も来るはずだ。」

なるほど。確かに筋は通っている。

「で、誰が囮になるかという事だが・・・。」

「俺がやる。」

上杉君がいち早く木から飛び降りて近くにいた小塚君に銃を渡す。

「じゃ、俺もやろうかな。」

黒木君も続いて、木から飛び降りた。

これで2人。

「俺も。」

最後に翼が手をあげる。

その顔は大胆不敵だった。

「よし、美門が北側の道。上杉と黒木は南側の道に行け。すぐ分かれ道があるから別れるんだ。俺と七鬼はそこの木に登るぞ。二階堂の3人はそこの3本の木に1人ずつ。後の2人はそことそこの茂みに。行くぞ!」

そう言うと若武はあっという間に木に登ってしまったんだ。

うん、絶対申年だと思う。

「アーヤ、僕達も隠れよう。」

小塚君に急かされて、私も茂みに身を潜めた。

私の向かい側の茂みに小塚君が隠れる。

私の後ろには若武と忍。

小塚君の後ろにはカイ、フウ、ナツがいる配置。

あ、監視レーザー銃も括り付けておこう。

私は上杉君と黒木君が行った道にある木に縛り付けた。

「あ、それいいかも。俺も取ってくるよ。」

カイはそう言うと若武の返事も待たずに走って行ってしまった。

まぁ、悪い行動ではないと思う。

ここの人数は足りているしね。

「たく。勝手に動くな。」

若武が小さく呟く。

ふふ。

私が笑っているとザッという音が聞こえた。

見ると翼が敵のレーザー銃を避けながらこっちに向かってきた。

後ろを振り向きながらだからちょっと遅い。

翼が右に転がった時、忍がレーザーを発射して敵を仕留めてしまった。

はや!すごい!

「お、いい感じじゃん。」

すると、今度は黒木君も走ってきた。

後ろの敵はすぐにナツが撃破した。

『残り、5分です。』

え、間に合う?

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ホワイトノート(プロフ) - みゆゆんさん» ありがとうございます! (2018年11月12日 17時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆゆん - 更新頑張って下さい。 (2018年11月11日 10時) (レス) id: 523776e435 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - あおっちーさん» イメ画、お待たせしました! (2018年10月13日 21時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート - ありがとうございます! (2018年9月16日 8時) (レス) id: 879f49579e (このIDを非表示/違反報告)
Kokone♪ - ホワイトノートさん» 面白いですね!更新頑張ってください! (2018年9月13日 16時) (レス) id: 1acdcbf3ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月6日 19時

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