今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:19,734 hit
小｜中｜大
＊＊ 6 ページ6
そうして、しばらくすると体をそっと離し、照史に話しかけた。
「照史。どうしたん？」
「あ、ごめっ・・・ごめん！！俺っし、仕事の邪魔っ・・した・・」
少しどもりながら、焦ったようにワタワタする。
「大丈夫。照史の方が大事やし。仕事は問題なく終わってたで。で？何があった？」
「・・・・この間の仕事・・絵本の表紙の・・絵がな？・・盗作やって・・」
「は？なんやそれ？」
「俺、俺・・・そんなんしてへんのに・・・みんな俺が盗作したって！！」
またパニックになりかける照史をみて、少し力を入れて肩を掴むと、
「照史、照史！！大丈夫や！！そんな疑いすぐ晴れるわ！！」
「けどっ・・・・。」
何かを言いかけた時―――――
コンコンコン
部屋のドアをノックされた。
ビクッと体を震わし、淳太に縋りつく照史。
「智？」
「そう。開けてもいい？」
照史を見ると、フルフルと頭を横に振る。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冬夜 | 作成日時：2019年6月15日 20時
