検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:19,736 hit

** 18 ページ18

その後、文秋の記事は翌号で謝罪文が前面に出され、
盗作を訴えた男は逆に小学生だった照史の絵を盗作したと、美術界を追い出されたらしい。

また、文秋の編集長も行き過ぎた行為があったということで、降格処分になったらしいと聞いた。


穏やかな日々が戻ってきたが、照史は一つだけ気になることを、淳太に聞いた。

「なぁ?叔父さんとはいつ会ったん?なんで来た時、インターフォン鳴らんかったん?」

他の兄弟もあ、それ気になってた!と淳太を見る。

「えっ?いつって子供の頃?あとはネットでのやり取りだけど・・
あとはあれ?最後にいつ会ったっけ??・・・忘れた。
インターフォンが鳴らんかったんは家の鍵を持ってるからやで。」

「「「「「「はぁぁぁぁぁ??!!」」」」」」

「え?だってあの人が一応俺らの後見人?やし、親父の財産管理してるのもあの人やからなぁ。」


マジか・・・兄弟の口があんぐり開いとる。

ほんま淳太君そういうとこあるで。気ぃつけてや!!



照史が改めて、みんなに言う。

「今回は迷惑かけてほんまごめん。みんな助けてくれてありがとう。」



ぺこりと頭を下げる照史にみんなが優しい笑顔で答える。



ほんま、この兄弟に逢えてよかったわ――――――――――――。






.

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←** 17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬夜 | 作成日時:2019年6月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。