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「私共といたしましても、無理な返済はお願いするつもりはないので、月15万からでどうですか？」
「いや・・それは・・・。」
しかし、15万であれば自分の小遣い分を極力削り、貯金に回している分とあと、
少しだけバイトなどで稼げば・・・いけないことはない。
家に入れる分は減らせない。
淳太はいらないというけれど、俺の小さなプライドと意思表示だから。
小遣いはあまり使うこともないし、釣りに行くのを減らせば大丈夫。
貯金も・・・思い描いていた夢への貯金だったけれど、また返済が終わったら貯めればいい。
バイトは会社が副業禁止だから、ばれると首になるかもしれないし・・
気を付けてしないといけないな。
ざっとそのことを一瞬で考え、ともかく自分のことは自分で片を付けようと、決意する。
「わかりました。月15万づつお返しします。」
「話の分かる方で何よりです。別の手段に出なくてよかった。」
「別の手段・・？？」
「いえ。ですが支払いが滞ったり、逃げたりしたら、大事にな兄弟が困るかもしれませんのでご注意を。」
その言葉を聞いた瞬間、一瞬で崇裕を取り巻く空気が冷たく、寒々しいものに変わった。
「兄弟になんかしてみぃ。ただじゃおかへんで。」
目の前の男の豹変に地雷を踏んだか・・と思ったがそこは金融業を生業としている男。
特に怯えることもなく淡々と言い放った。
「濱田さんがきちっと返済してくだされば、何も問題ありませんよ。」
「・・・必ず返します。」
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yueageha110(プロフ) - かおりさん» 読んで頂き有難うございます。コメントも嬉しいです。 ゆっくりとですがまた更新致しますので、今後ともごひいきに★ (2019年6月5日 22時) (
レス) id: 821e6db464 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 突然コメント失礼します。淳太くんが愛されまくってて、1作目から一気読みしました。めちゃくちゃ面白かったです！次回作も楽しみにしています♪ (2019年6月4日 23時) (レス) id: 1b7517f71e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード設定の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月25日 23時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬夜 | 作成日時：2019年5月25日 22時
