34話 ページ37
秀作side
池江:本当にありがとうございました
秀作:本当に送っていかなくて大丈夫？
博文:送っていくよ
池江:いいんですか！？
秀作:いゃ…兄さお酒飲んでたよね
博文:運転は小岩井に頼んどいたからさっ行こいこ
池江:お邪魔しました
〜秀作の部屋〜
僕はなんて馬鹿なんだ
彼女をものにするチャンスはいくらでも転がっていた
わざわざ向こうから食事に誘ってくれたことだってあったのに
こうなったのも自分の責任
犯罪をして大人の色気を発生させて引き寄せられる計画に満足していた
まるでいい香りで客を引き寄せて店を開けないうなぎ屋
ついには客を向かいの牛丼屋に取られるという失態
色気を振りまくのはもう十分だ
一刻も早く店を開け彼女にうなぎを食べさせなくては
ｺﾝｺﾝ
秀作:はい
尾関:尾関です
秀作:え…
ｶﾞﾁｬ
秀作:え…お前まだ帰ってなかったの？
尾関:そう簡単に帰れませんやっとお屋敷に来れたんですから
楠木:お見せできる範囲でお屋敷を案内しておりました
秀作:ごめんね楠木くん
楠木:いえいえ構いません
尾関:ちょっといいですか？
秀作:は？ダメだよ
尾関:ちょっとでいいですから
秀作:俺の部屋はダメだよ外行こ外な！
〜ラーメン屋〜
店員:いらっしゃいませ
秀作:二人で
秀作:お前から話なんて珍しいね
尾関:これ例えばという話なんですけど
秀作:え？
尾関:例えば男が職場の同僚のお姉さんを好きになるとします
秀作:その同僚って年下とか年上とか同い年か
尾関:まぁ年上としときましょう
秀作:その同僚って俺じゃない？
尾関:まぁ例えばの話ですから
秀作:全然例え話なってないから
尾関:まぁ例えば先輩のお姉さんの知晶さんが好きだとします
秀作:え！お前マジで姉さん事が好きなの？
尾関:例えば
秀作:いやいやぜったい勘違いしてるよ
尾関:例えば？
秀作:言っとくけどあのパーティのキスはなんの意味もないから
尾関:分かってます知晶さんはあの時酔っ払って誰でもキスをする女を演じていた
秀作:なんで知ってんの？
尾関:やっぱりそうでしたか
秀作:あ…いゃ…違うよ〜
秀作:というかあの場じゃ誰でもよかったんだよ
尾関:運命が僕を選んだ
秀作:嫌なんでもそう考えないで
尾関:なんで先輩は僕と先輩を引き離そうとするんですか
秀作:引き離すも何も全然くっついてないんだもん
A:と後輩に恋の相談をされ自分の恋のアドバイスまでされたと
秀作:うん
A:お兄ちゃんか…
秀作:うん
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友音姫 - 和美/美香さん» 返信遅れてごめんなさい！ありがとうございます (2018年3月28日 21時) (
レス) id: c6a656ba77 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - 初めまして、完成おめでとうございます。最終回見てないのでそんな話だと思っていませんでした。少し知れて良かったです。秀作と夢主ちゃん本当の家に帰れて良かったです。 (2018年3月21日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
友音姫 - 美紀さん» ありがとうございます！私ももみ冬ロスです (2018年3月18日 18時) (レス) id: c6a656ba77 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - もみ冬ロスです作者さんの小説最高です (2018年3月18日 14時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
友音姫 - 美紀さんありがとうございます！ (2018年1月26日 18時) (レス) id: c6a656ba77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：友音姫 | 作成日時：2018年1月14日 18時
