49 ページ9
朝、帰還して本部に戻ると幹部は報告書ずくし
少しは休めよなって言いたいけど忘れちゃうかもだからな
そんな時＿＿
ドカーン
突然大きく揺れた
地震って奴？
……いや、違う
【ソレ】を理解した瞬間、僕は立体機動をつけてガスと刃を補給した
なんで、どうして…
A『壁が……壊されたんだ』
おかしい…何故調査兵が疲れてる時に起きた
あのクソでかい巨人はなんだよ
壁から見ると、一気に地獄になった街がそこにはあった
リ「A！！」
A『……助けなくちゃ』
リ「こんだけいる所に突っ込んだら死ぬ確率が高い、まだ行くな」
A『なんで！？皆を助けなくちゃ！！死んじゃう！！』
リ「A！少しは冷静になれ！！」
A『！』
そうだ、今、血が飛び散ってるこの街だったら
僕が……有利だ
ハハッ、ダメなのは分かってんのにうずうずしてきた
早く……
ハヤく…！
A『ハヤクぶっコロしタイ』
リ「…！おいA！今ここで飲まれるな！！」
もう殆ど理性が残ってない僕にはその声は届かなかった
僕は地獄に自ら突っ込んで、次々と巨人を倒していった
楽しい…！
A『…うずうずが止まらない…！！』
もっと…
もっともっともっと…！
A『巨人ヲ殺シテヤル』
そこからは全然覚えてない
完全に飲まれたからだ
ブラッドの本能に飲まれた
不思議な事に巨人の血の匂いは人間と全く同じ
味も同じ
だから、飲まれた
でも動いてる感覚はあった
･
･
･
次に目が覚めると、見慣れない天井があった
ここは……リヴァイの部屋？
リ「…やっとお目覚めか」
A『あ……リヴァイ…僕』
リ「独断行動で暫く謹慎処分だ」
A『そっか……僕も、今はそれがいいかな』
リ「……」
沈黙が降りた
リヴァイが黙ったからだ
ガチャ
そんな時、静かに扉が開く音がした
エル「目が覚めたか」
リ「ちょうどさっきな」
エル「リヴァイから謹慎処分は聞いたか」
A『…うん』
エル「今回は何とか謹慎処分で済ませるが、次は無いと思え」
A『うん…肝に銘じとく。今回は僕が完全に悪いから』
僕のしたことが重いと言えばそうでも無いかもしれない
だけど独断行動で信頼を失ったかもしれない
…独断行動はこれで２回目か
まぁ…でも
死ななくて良かったな＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 璢璃さん» あっ…それは普通に誤字です（汗）すみません、気づきませんでした (2017年10月8日 2時) (
レス) id: d75fc9a1cd (このIDを非表示/違反報告)
璢璃 - そうだったんですね!!じゃあ、65話の「…いや、でみ待てよ…ーー」もですか? (2017年10月8日 1時) (レス) id: 2008e83077 (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - 璢璃さん» あ、それはわざとですw元は元気で能天気という設定なので、わざとおやすも！にしてますw (2017年9月24日 18時) (レス) id: d75fc9a1cd (このIDを非表示/違反報告)
璢璃 - グラウンドで夢主ちゃんが寝るとき、「おやすも」ってなってますよ! (2017年9月23日 22時) (レス) id: a054ef677f (このIDを非表示/違反報告)
Liar/夢歩@12301(プロフ) - サクヤさん» いいよ！続編ありがとう！リヴァイは大切な人はほんとに守ろうとすると思うからね、まあガチギレ寸前かな？wでもそれだけ愛されてる夢主ちゃんマジうらやま((殴。はい！頑張りますぜー！ (2017年9月2日 1時) (レス) id: d75fc9a1cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Liar/夢歩@12301 | 作成日時：2017年7月5日 16時
