恋心に蓋を

８≠ ページ9

NO side



　お昼時、個々が昼食をとろうとした時、それは起きた。




？「てぇへんだ！てぇへんだ！！」


　見知らぬ男が特進クラスに侵入してきたのだ。驚き、戦闘態勢になる生徒達。



「お前誰だよ！」「なんで此処に！！」



　警戒態勢を崩さず、信長や上杉、伊達はみやびやAを後ろに隠す。何故こんなに警戒するのか、それは男が大きなハサミを持っていたからである。




？「俺は怪しい者じゃないですよ！」



豊臣「大きい方がハサミを持っとる奴がなに言っとんじゃ！」



上杉「あまり興奮させてはいけないよ」


　豊臣に上杉は注意する。冷や汗が皆の額を伝う。男はぐるっと教室を見渡し、ある人物の方に向かっていった、




？「わk…勝田様、緊急事態でございます」




「「「えええー！」」」



豊臣「ちょっと、待って、え、Aちゃんの知り合いなん？」



　豊臣は困惑しながら声をかける


『まあ、そうでございますね。所で緊急事態とは？』




「実は⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⌋



　そっと耳打ちをする。周りには聴こえなかったがAの青い顔を察するに、とても重要な事だと一瞬で理解した。




『…っそれは本当の事なのよね？』



？「はい、、先程報告がありました」



『分かったわ、取り敢えず私は店に行く。他の子達にも伝えておいて』


「御意」



　そう不審な男に伝え、彼女は荷物も置いて帰ってしまった。

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