『独り占めしたい』長尾×恭平 ページ23
リクエスト順番前後します。
雪菜様リクエスト
恭平side
「なあ、恭平くん。
どういうつもりなん?」
冷たい長尾の声に体が固まる。
時は数日前に遡る。
*
大吾「で?長尾に嫉妬して欲しいって?」
「そうっす。」
正門「嫉妬なあ...」
俺は大吾くんと正門くんをご飯に誘って相談していた。相談内容は至ってシンプルで俺の彼氏である長尾に嫉妬してもらうにはどうすればいいか。
「最近お姉ちゃんから借りた少女漫画では、
カップルはみんな嫉妬し合ってて、
でも長尾は俺に全然嫉妬しないんすよ。
俺の魅力が足りないってことはないと思うんですけど...」
大吾「よう言うわ」
大吾くんからチョップが飛んでくる。
「うへぇ〜なんでですかぁ、」
正門「いや、だって長尾って十分...」
大吾「なあ正門、もしかしてコイツ気づいてないん?」
「へ?なんすかー?」
大吾くんと正門くんが、目の前でこしょこしょ内緒話を始める。
なんだか仲間はずれみたいで嫌だ。
正門「ぽいなぁ、鈍感にもほどがあるやろ」
大吾「まあ恭平アホやしな」
アホとちゃいますよ!と反論すると大吾くんが手を叩いて「いいこと思いついた!」と言い出した。
大吾「恭平?ちょっと目つぶっててな、」
「?、はーい」
大吾くんに言われた通りに目を閉じるとうなじ辺りにピリッとした痛み。
大吾くんがもうええよと声を掛けてくれたから目を開けてみる。
「なんかしたんすか?」
大吾「いやぁ、ちょっとね」
不思議に思って正門くんを見遣ると「大吾、やりよるなぁ」なんてにやにやしている。
「えぇー?何したんすかぁ?」
もしかして、身長が縮む呪いですか?と聞けばまたチョップされた。痛い。
正門くんは爆笑してる。
*
そして冒頭に戻る。
今日は久しぶりに長尾とオフが被って長尾の家でイチャイチャする予定だった。
ソファに座ってた俺の後ろから長尾が抱きついてきて、そのまま抱きしめられると思いきや、長尾の動きが止まる。
どうしたのか尋ねると、先程のセリフ。
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- 面白いです!! (2020年2月26日 16時) (レス) id: cccff3f14e (このIDを非表示/違反報告)
neru - リクエスト失礼します!『独り占めしたい』がすごくお気に入りなので、またドSな長尾君と、天然な恭平君のもう一回嫉妬する話が見たいです!いつでもいいので、更新してくれると嬉しいです!お願いします!! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 78590ad528 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - メンバーにモテモテの長尾くんめっちゃかわいいです (2019年8月13日 10時) (レス) id: 1eb874e4de (このIDを非表示/違反報告)
樹れれ* - リクエスト失礼します!丈橋(青緑)、青くんが嫉妬するけれど緑くんが甘えてきて結局は甘々、みたいなお話って可能でしょうか?お風呂上がりの緑くんの髪を青くんが乾かす、というのも入れて頂けたら嬉しいです。良かったらで大丈夫です。更新頑張ってさい! (2019年8月12日 0時) (レス) id: d9fa3e456d (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - みちながで、ツンデレ道枝くんが体調が悪くて長尾君が看病していると、はじめ道枝くんはツンツンしていたけど熱が上がるにつれてしんどくなってしまい長尾くんに甘えるお話を書いてほしいです。 (2019年8月8日 21時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:住吉 | 作成日時:2019年2月6日 10時