君とは違う【skt】

5.Q&A ページ6

坂田side


さ「なんでみんなと食べたくなかったん?」

『別に。単純に俺のこと変わってるだの、痛いヤツだのそんな感じのこと言ってるヤツらと食いたくなかっただけ』

聞こえてたか。確かに正論だ、好き勝手言いすぎた

さ「ほんとごめん。変わってるって聞いたら、何も考えずについ、」

そういって、彼女に頭を下げる

『……別にお前は言ってねえだろ。とにかく俺に関わるな』

さ「で、でも―――」



[キーンコーンカーンコーン]

そこまで口から発すると、予鈴がなってしまった

『授業始まるぞ、早く教室戻れ』

さ「Aちゃんは？」

『サボる、教室嫌いだし』

堂々と良くない発言をする

今日のところは彼女を置いて教室へ戻った



莉子「あ、坂田くん。大丈夫、なんか言われた？」

さ「え？いや、別にそんなことないけど……」

莉子「そ、そうなんだ、ならよかった」

ま「喋ってみてどうだった？」

さ「うーん、どうだろ。まあ次の授業サボるらしいけど」

莉子「えぇ!?もう、またか……ちゃんと注意しなきゃな」




次のの昼休みも、俺はAちゃんに話しかけに行った

屋上に突入したのは、彼女が購買で売ってるパンを食べている最中だった

『また来たのかよ……お前も変わってるな』

呆れた顔でこちらを見つめる

さ「最初さ、関わるなって言ったの何で？」

純粋な疑問をぶつける。聞きたいことが多すぎるから、1つずつ消化していこう

『今は優しくしてても、いつか俺のこと嫌いになるし』

さ「ならんって約束したら？」

『それでもなるんだよ、とにかく関わってもロクなことがないから』

さ「ふーん」

これ以上聞いても何も教えてくれそうになかったので、そこで問い詰めるのをやめた

そしてまた質問をする

さ「あのさ、いろいろ聞きたいことあるけど何だったら教えてくれる?」

『何も教えない』

やっぱり。何を聞いてもはぐらかして誤魔化すつもりなのだ

『そろそろ教室戻るわ』

さ「サボらんの？」

『さすがに毎日は。親呼び出されんのめんどいし』

さ「結構ちゃんとしてるん……だよな？」

『そんなんじゃねえよ、どっちにしろ寝るし』

随分とひねくれてんな


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夏バテ気味になりました、もうすぐ学校始まるので多分治りますが

ちなみに、更新に何ら影響はないと思われます

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