格好悪くなんかないよ。《ブチャラティ》 # ページ1
*
｢ブチャラティ、ブチャラティ！｣
さっきから元気の無いブチャラティの肩を揺らす。それに気付いたブチャラティがはっとして元気のない顔ですまない、と言った。
今はブチャラティの家にいるんだけど、体調でも悪いのかな？悪いんだったら帰ろう。
｢体調悪いの？私帰るよ？｣
立ち上がり鞄を持つと、ブチャラティが手を掴んできた。
｢か、帰られないでくれA！…体調は、大丈夫だ。｣
｢そ、そう。｣
やはり様子がおかしい…私が自分でも気付かない内になにかブチャラティが傷つくようなことをしてしまったのか？
｢ねえ、ブチャラティ。私何かブチャラティが傷つくようなことした？してたら謝る。｣
｢いや、お前は何もしていない、俺が悪いんだ…聴いてくれるか？｣
うん、と頷くとブチャラティが話し出した。
｢今日街を歩いていた時にお前の姿が見えたんだ。だから話し掛けようとしたら、男と話していて…その、嫉妬したんだ。｣
｢……はぁ…｣
｢…格好悪いよな、男と話しただけでお前に嫉妬するなんて。話すのなんかしょうがないことなのに…｣
｢……すき……｣
思わずそう呟いてしまった。だって、あのブチャラティが私に嫉妬してくれた。
格好悪いなんて思わない、むしろ嬉しいくらいだ。
｢ブチャラティ、あのね、私もブチャラティが女の人と話しているところを見ると嫉妬するよ。格好悪くなんかないから。｣
｢そ、うなのか？｣
｢うん。｣
瞬間、ブチャラティの体に包まれる。相変わらずがっしりとした体。優しい、いい匂いがするブチャラティの体。
｢A、好きだ。｣
｢ふふ、私も。｣
二人は、口付けを交わした。
ーーーーー
( ｢ところであの男は誰だ？｣ )
( ｢あれ、言ってないっけ。あれは女友達だよ。髪の毛邪魔だからあんなに短く切ったらしい。｣ )
( ｢え…？ってことは俺の勘違いってことか…！恥ずかしい…てかAも言い忘れるなよ！｣ )
( ｢あはは、ごめんごめん｣ )
リクエストありがとうございました！
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - リクエストでアバッキオで夢主を神格化見たいです 夢主はアバッキオの事『レオーネ』って呼んでる設定で アバッキオは夢主を女神の意味の『デーア』って呼んでる (2019年6月24日 19時) (
レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ぬーる(プロフ) - あいすすとろべりーさん» リクエストありがとうございます。アバッキオですねー！分かりました！結構リアルが忙しいのでお時間かかりますが宜しいでしょうか？ (2019年3月13日 23時) (レス) id: 2e4697e827 (このIDを非表示/違反報告)
あいすすとろべりー(プロフ) - リクエストなのですが、アバッキオとお家でのんびりと過ごすみたいなやつをお願いします！ (2019年3月13日 6時) (レス) id: d243ef7454 (このIDを非表示/違反報告)
トミタケ - 本当に有り難うございます！！心の底から感謝します！！ (2019年1月27日 23時) (レス) id: 75d434ce97 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーる(プロフ) - トミタケさん» はい、お買い物か任務ですね！いえいえ、全然大丈夫ですよ！ (2019年1月27日 19時) (レス) id: 02940d5c4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬーる x他2人 | 作成日時：2019年1月6日 3時
