生き残る理由 ページ3
モブに向けて蹴ったボールはモブの顔面に勢い良く当たった
俺を挑発したのが悪ぃ
ざまぁみろ
──休憩後──
チームZ?
Zってアルファベットの1番下じゃねぇか
あ、ここはチームXだからそんな変わんねぇじゃん……
ユニフォーム?は白かよ…
気分乗らねぇ…
まぁ、どっちにしろやらないけど
おっと…?
チームZ早いねぇ〜
さてと、俺は端の方で観戦してようかな
なんでかって?
そりゃ、俺が居なくても勝てるし
ピー
『試合開始』
…………仲間割れすげぇな
あー、あれか、『1番点を多く取ったやつが勝ち上がれる』だっけ?
あんなやつのためにムキになんのか
お、照英すげぇ〜
相変わらず
『goal in』
馬「おい、てめぇ何してんだよ」
「何って、観戦だけど」
馬「やんねぇなら邪魔だ、さっさとコート外行け」
「あ゙?てめぇ、誰に向かって口聞いてんだよ」
こいつ、プレー中に口悪くなんの辞めて欲しい…
マジでうぜぇ
あのままサッカー続けてたらお前なんてとっくに超えてるぜ?
「………お望みならやってやんよ」
──────────
ボールに、あいつに、
追いつけねぇッ!
あ゙ー、もう何もかもめんどくさい
なんで俺はここに残ったんだ…
皆が手にするものが欲しいからか?
いや、そんなんじゃねぇ
そんな理由じゃあいつに追いつけ…ねぇ………
あぁ、なんだ、ちゃんとあるじゃねぇか
見つけた
俺が
俺は
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作者名:友愛 | 作成日時:2022年12月6日 16時