仕組まれた戦い ページ2
竜帝“エグザモン”は七大魔王“リリスモン”の急撃にあった
だが竜帝“エグザモン”の意思を持つ大翼カレドヴールフによってその急撃は失敗した。
それでもなお余裕げな顔を見せるリリスモン
果たして勝負は
「なら、お言葉に甘えてやってあげる」
リリスモンはエグザモンに勝る機動力で攻撃を繰り返した
だが数多くの戦いを経験したロイヤルナイツとしての勝負の勘により攻撃は防がれた。
「こんな攻撃今まで多くの死線をくぐり抜けてきたこのエグザモンにとっては生易しいこと」
竜帝“エグザモン”はリリスモンの攻撃が緩んだ隙に反撃へと移った
大きく振りかざしたアンブロジウスでリリスモンを撃ち落としたのだ
砂埃を大きく捲き上げながら地面に叩きつけれたリリスモンにエグザモンはトドメに
重力と体重で加速したアンブロジウスを地面に叩きつけられたリリスモンめがけて刺そうとしたその時
リリスモンの目の前に魔法陣が現れそこから何やら光が放たれた。
エグザモンはその光に直撃した。
「ウッ、なんだこれは身体に痺れが…」
エグザモンの叫び声にリリスモンは笑みを見せて
「私の爪はデータを使い物にならなくする特別製、そして今の技は［ファントムペイン］、
末端のデータが消えていき死してなお苦しむ私のとっておきよ。
流石にあれじゃ避けれないし翼の守りは私が使い物にならなくしたから期待できない
私の勝ちよ！ロイヤルナイツ！！」
彼女の計画通りエグザモンに攻撃が直撃した
だが２つの誤算をしていた。
彼女と対決したエグザモンはデータを貯蓄分は消費したがそれ以外は全くの無傷だった事
そしてエグザモンはトップクラスのデータの大きさを持つ事
もし彼が消耗した状態だったなら、もし彼が普通のデジモンと同じデータ量なら彼を倒せただろう
だが彼は止まらない。
ロイヤルナイツとして全ての竜の頂点に立つ者として
竜帝エグザモンの大きな影が近づいてることに気づいたリリスモンは避けようとしたがエグザモンのアンブロジウスからはもう逃れることは出来ない
「なんてバケモノなの…」
リリスモンは身体の大部分が傷つき消滅した。
「勝ちはしたがカレドヴールフを使えなくされるとは、このエグザモン 一生の不覚。
ドゥフトモンに頼んでこの毒の抗体を作ってもらうにもこの痺れ、うまく飛べぬ！！
仕方ない歩いて戻るとするか」
「その必要はない、この私の血となり肉となるのだから」
そう語る者が一人
ゆっくりと近づく
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デジモンレコード - ルーチェマンからは、波乱を感じさせます。 (2021年5月12日 22時) (
レス) id: dbae706d39 (このIDを非表示/違反報告)
デジモンレコード - 今回の章は時代劇小説の雌雄を決する戦いを感じた。ピリピリとした空気と懐に隠した余裕、お互いの心理戦もあってか、面白い。 (2020年11月9日 10時) (レス) id: dbae706d39 (このIDを非表示/違反報告)
しょう(プロフ) - 麦茶さん» バトルシーンの表現は出来るだけ良くなるようにこだわってるので褒めてくれてありがとうございます。この作品で竜帝とドラコモンを好きな人、デジモンがもっと好きになれるように頑張ります。 (2020年7月8日 20時) (レス) id: 415fd5c125 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - 表現の仕方がすごく上手ですし、ロイヤルナイツ小説で龍帝が主人公というチョイスが非常に新鮮で面白いです。今後も期待してます。 (2020年7月8日 20時) (レス) id: 5e552af1a7 (このIDを非表示/違反報告)
しょう(プロフ) - 第４話は文字制限が来て最後までかけませんでした。中途半端な終わり方してごめんなさい。第５話できちんと繋げられるようにします。 (2020年5月4日 3時) (レス) id: 415fd5c125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuBf8jEXJF1U25F | 作成日時：2019年3月19日 20時
