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Another sky ページ35

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………………………………………

……………………

???side









目を開く。









ここはどこ?







(………そうだった)









「私は、ついさっき死んだばかりだったわ」




徐に立ち上がる………というよりは、浮く。








自分の体は透けていて、とても軽かった。









(ここは………天国ってものかしら?)



辺り一面の花、花、花。





空を見上げれば、青い雲と色鮮やかな虹がどこまでも続いている。









______ズキン





(………それにしても、何だか頭が痛いわね)








すると、一瞬だけ死の瞬間の記憶が見えた。









………そういえば、









「あの時、『あの人』が不思議な格好に見えたわ」





今では珍しい真っ白い着物。

普通、持っているはずのない日本刀。









______辺りを見ると、何かがあった。









(………?何かしら、この石は)

私の近くにある石。

よく見ると、何かが埋まっているようだった。









______怖いもの見たさに、その石をどかしてみる。









(もしも何かを祀っているものだったら………ごめんなさい!!)






恐る恐る中を見てみると、









青い小さな花と

白い封筒。







そこまで汚れていないことから、最近埋められたことが窺える。









「この花は………!!たしか『勿忘草』ね!!」

小さな青い花は、勿忘草。




花言葉は、「私を忘れないで」。









(花言葉が何だか切なくて好きなのよね………)





死んだことも忘れそうになり、思い出す。









(そういえば………あの人は大丈夫だったかしら?)




私が轢かれた時、手を伸ばしていた気がする。

もしかしたら、巻き込まれてしまったかもしれない。









そんな不安を感じながら、次に封筒に目をやる。









______何故かしら。









この封筒から、目を離すことができない。









何故か、この中身を見なければいけない気がして、



封筒を勢いよく開けた。









その中身は手紙のようなもの。









恐る恐る開く。









「………え?」









私は、









.









「………鶴丸さん…?」









『真実』を知る。

〜Another sky〜2→←返事はまだ来ない


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燭「赤いリップだよ。格好良く決めたいよね!」


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笑羽 - 梅歌さん» コメントありがとうございます!!ログインできました(*^_^*)更新頑張りますよ〜 (2020年5月8日 15時) (レス) id: 0e96abb413 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - こんにちはっ!これはあの曲ですな(名前出さないけど)!ログインできました?更新頑張ってください( ˙-˙ )! (2020年5月8日 13時) (レス) id: 5c54cadbe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笑羽 | 作成日時:2020年2月16日 18時

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