じゃがいも王子ふっかさん (ページ38)

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恥ずかしすぎて死にそうになってます…。
カップルでもないのに私は何をしているんだぁぁぁぁあああ

飛び起きて、ふっかさんの隣で体育座りをして顔を膝に埋める

「Aちゃん。またイビキかいてたよ笑」

「………嘘つけ」

和ませるためか、ふっかさんはいつも通り話をしてくれるけど、素直になれない私。本当面倒くさい性格してんなってつくづく思う。

「………………………膝枕は、アウトでしょ」

「好きな子には、そうしたいって思っちゃうでしょ！

それともさ、俺にそうされるの、嫌だった？」

声のトーンが下がるふっかさん。
そう思わせてしまっているのは私のせいで。

あぁ、もう！どうにでもなってしまえ！！

「嫌じゃない。嫌だったら、ふっかさんのことブッ飛ばしてる。」

えっ！？と小さい声で呟き、こちらを見るのが分かった

大丈夫。今なら想いを伝えられる。
頑張れ自分。

「ふっかさん。私、ふっかさんだからって、ふっかさんはいつも気持ちを伝えてくれるからって甘えてた。ふっかさんに自分の気持ちを伝えたことなくて、ごめんなさい。」

うん。って真剣な顔で聞いてくれるふっかさん

大丈夫大丈夫。落ち着け、自分。

「今日からふっかさんと同居するから、自分の気持ちを伝えようと思います。」

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